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［文化］　尹東柱の詩、歌で私たちのそばへ 《尹東柱詩歌集》(CD)出版記念会、世紀ホテルで 朝鮮民族の著名な抵抗詩人・尹東柱の故郷で、彼の詩にて作曲した歌集(CD)が出来たというのは本当に嬉しい知らせだ。 6月17日、延辺朝鮮族文化発展推進会が主催した《尹東柱詩歌集》(CD)出版記念会が延吉市・世紀ホテルで開催された。 詩人としての尹東柱と人間としての尹東柱の美しい精神と光り輝く文学の業績を賛えるため、尹東柱文化祝祭を毎年開催 することにした延辺朝鮮族文化発展推進会で、文化祝祭をより豊かにより多彩にし、音楽を通じても尹東柱に接近出来るように、 彼の詩に曲を付けて今回のレコードを作ることになったと趙成日会長は経緯を明らかにした。 延辺朝鮮族文化発展推進会が企画し、黄ヤンムク、韓貞子、朴松哲が作曲した《尹東柱詩歌集》(CD)は、COWONミュージックの 製作と吉林民族録音録画出版社の出版発行により、4月に作られた。 　 《尹東柱詩歌集》(CD)には、《序詩》、《目を閉じて行く》、《風が吹く》、《海》、《新しい道》、《雪》、《山びこ》、 《何を食べて暮らそうか》、《貝殻》など10首の歌が収録された。 尹東柱の詩に曲を付けたCDの出版は、尹東柱の詩と歌が共に交わる芸術のフォーラムを用意したもので、中国朝鮮族の出版界と 音楽界で初めての快挙だ。 延辺朝鮮族文化発展推進会・趙成日会長は、9月中旬に繰り広げられる第2回尹東柱文化祝祭に尹東柱詩歌フォーラムを開催する 予定であることを披露した。 この日の出版記念会では、歌手が直接歌う《尹東柱詩歌フォーラム》に続き、延辺大学芸術学院・南煕哲教授の 《音楽に付けられた空と風と星の詩》という題の基調講演があった。 ▲延辺図書館に《尹東柱詩歌集》(CD)を寄贈 南煕哲教授は発言で、作曲家が一生において真に長らく親しまれる作品を創作するのはかなり難しいことだとし、 《尹東柱詩歌集》に収録された《新しい道》(黄ヤンムク曲)、《目を閉じて行く》(韓貞子曲)に音楽的角度から集中的に 光りを当てた。 《尹東柱詩歌集》(CD)の出版は、朝鮮民族の抵抗詩人・尹東柱を追慕し宣揚することにおいて大変重要な意味があり、 尹東柱を愛するすべての人々に新しい共鳴帯を形成する契機になるだろう。 （吉林新聞　２０１１年６月１８日） Copyright(C) 朝鮮族ネット