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[経済] 琿春、石炭海上輸送費用をトン当たり60元節減

琿春の石炭業界が、日本海の船便を利用して石炭輸送費用を節減することが出来るようになった。

従来、琿春の石炭を東南沿海地域へ輸送するためには、大連港を通らなければならなかった。 だが、昨年12月に 北朝鮮・羅津港の埠頭使用が認められた後、今年1月11日に琿春鉱業グループの石炭1.7万トンが"金博号"に積まれ 、3日間の運行を通じて上海浦東港に到着、これまで大連港を利用していたのより輸送費用がトン当たり60元節減 出来ることが証明された。第2回試験運行で5月14日から2万トンの石炭を満載した29台のトラックが琿春圏河通商口を 通じて北朝鮮・羅津港埠頭を経て、定められた海路で石炭を上海に輸送した後、戻って来る予定だ。

琿春-北朝鮮・元汀里-羅津港をつなぐ道路が、まだ大規模な物流運送が難しい非舗装道路であるため、日本海海路が 本格稼動出来ずにいるが、今年末に工事が完工すれば、来年からは羅津港を通した日本海海路が本格稼動する見通しだ。 そうなれば、遼寧省の大連港や鉄道だけに依存してきた琿春の石炭輸送は、これまでと違い物流費を大幅に節減することが 出来、琿春をはじめとする図們江流域の豊富な地下資源や穀物が、運送費を節減して大挙南方へと運送出来るものと展望される。

調べによれば、今後、船を利用した琿春市の石炭運送量が年間100万トンに達すると見られ、これをトン当たり60元で 換算すれば、年間6000万元の運送費用を節減することが出来る計算になる。

(延辺日報 パク・ジョンイル記者 2011年6月2日)
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