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![]() [教育] 日本から避難して来た小学生の周囲に感動の渦 留学費用免除、無料教育も提供 ▲菅野誠紀くん(左)と菅野喜代太くんが、書道の時間に先生の助けで漢字書道を練習している。 原子力発電所爆発による放射能汚染を避けて中国に来た2人の日本人小学生をハルピン市道里朝鮮族中心小学校が 受け入れ、温かい感動を起している。 日本で放射能の影響を受けている福島県に住んでいた日中国際結婚家庭の菅野誠紀くん(11歳)と菅野喜代太くん(11歳)が 今月中旬、それぞれの母親とともにハルピン市に来た。 避難はしたものの、いつまで留まっていなければならないのかも分からない状況で、二人の子供の勉強が問題になり、 二人の学生の母親・韓ジヨンさんと元ソハさんは、該当部門を通じてこの学校に依頼することになった。 朝鮮族の教師たちがある程度の日本語能力を持っている上、二人の学生も中国語が出来るので、互いにやって行けると考えた 二人の母親は、子供たちを入学させる希望を表明した。 ハルピン市で留学生教育資格を備えた学校として、この学校も彼らの境遇を理解した後、喜んで受け入れ、進度に合わせて 5年生として入学させた。 元さんは"私の周辺にも子供を連れてきた人々が10人ほどいるが、子供たちが中国語がよく分からないために現地の学校に 入ることが出来ず、結局日本へ帰国した"としながら、自分たちは幸運だと語った。 学校のある関係者は、“数学、中国語、日本語を重点に教える予定”と語った。 それによると、数学は課外時間にも 補充授業をしており、日本語は彼らが持ってきた教科書に基づいて進度を決めている。 二人が中国語は可能でも日本の 漢字しか分からないので、中国語のピンインから始め、日本語の漢字と対照しながら教えている。 特にこの学校は、留学生たちが必ず支払わなければならない数千元の費用も免除することにより、避難者への配慮を惜しまなかった。 二人の母親は、"学校が私たちにこのような恩恵を与えてくれて、有難い限りだ"と感激している。 二人の子供も学校の 雰囲気によく適応しているという。 学校のある関係者は、"これらが短い期間の内に帰れない場合、日本語教師を招聘してより良い教育条件を用意したい"と語った。 (黒龍江新聞 マ・クククァン記者 2011年4月29日)
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