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[経済] 延辺への海外送金 7億ドル、財政収入の 2.5倍

海外出稼ぎ毎年急増、現代版離散家族増加、子女教育が問題

最近、延辺は海外への出稼ぎを基幹産業として積極推進、去年の海外からの送金額が 7億ドル余りで、 延辺財政総収入の 2.5倍に達した。 その一方、現代版離散家族が増え、子女教育に赤信号が点り、心配する 向きが多い。

延辺朝鮮族の人口は 83万名、そのうち韓国に進出した朝鮮族が 10万名余、そして日本、ロシア、アメリカ・サイパン、 沿海地域に出た朝鮮族は約 5万名余を上回るものと推算される。現在、延辺に常在している朝鮮族は 25%ほどしか いないものと推定される。 最近、延辺朝鮮族自治州政府は韓国との血続きのメリットを充分に利用し、韓国への 出稼ぎで生ずる年齢制限、部門制限などの問題を韓国該当の部門と協議するなどの措置を取り、韓国への出稼ぎ 送り出しが毎年 1万名余を超えた。 さらに韓国政府の在中同胞入国政策が緩和され、韓国進出が今年から上昇 する傾向を見せている。

延辺は去年から韓国産業人力公団で提供した養成要綱によって編纂した '韓国就業者たちが知らなければならない 常識' 小冊子を基準に、中韓の専門家、教授たちが韓国への出稼ぎ者送り出し関係者を無料で養成、毎月 2期ずつ、 200人ずつ養成し、合格すれば授業証を発給する。 こうして養成した労務者たちは、韓国の労動部門の好評を博して いる。 延辺は既に中国吉林国際経済技術合作公司の '国外派遣出稼ぎ者(研修生)基地認証書'と国際合作公司 の '国外派遣出稼ぎ者基地責任証書'を取得、韓国、日本、シンガポール、マレーシア、サイパンなどの国と地域の 出国出稼ぎ受け入れ先 4000口を獲得した。延辺は毎年増加する海外出稼ぎ者送り出しで生活は豊かになるが、 これによる現代版離散家族が増えて子女教育が大きな問題として浮上している。 現代版離散家族、 子女教育問題が至急の課題である、と専門家たちは指摘している。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2006年1月12日)
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