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[教育] 吉林省、今年の大学入試で朝鮮言語文字の受験生に 10点加算


▲ 黄宗植処長

今年の大学入試で我が省では、自分の民族言語文字で試験を受ける朝鮮族の受験生には試験成績に元々 5点 を加えていたのを、 10点を加えることとなる。

自分の民族言語文字で試験を受けない朝鮮族受験生には元々本科は 1点、専科は 3点を加えていたのを、いずれも 5点を加えることとする。

《これは吉林省の歴史上、重大な政策調節だと見られる》と省教育委員会民族教育処・黄宗植処長は紹介する。

一方、少数民族大学予備生募集の規模を拡大する。

これは大学試験で合格ラインより 80点まで低い学生たちから予備生を募集し、 1年間勉強させた後、翌年直接正式 に大学に進学させる政策だ。 何年間か延辺大学で毎年 200人ずつ募集、 去年からは長春中医学院、長春建設工程 学院、長春師範学院、吉林農業科学技術学院など 4つの大学でも少数民族予備生の募集を始め、初年度に 163人の 少数民族学生を募集した。

黄処長はこれらのうち朝鮮族学生の比率が高く、大学予備生募集の規模拡大は少数民族の学生たちにとても有利と のことだ。 今年、吉林省民族教育事業の重点は少数民族教育事業に対する支援を強化することで、その措置で吉林省政府は民 族教育に一連の重大な決断を出したと吉林省教育委員会民族教育処・黄宗植処長は語る。

財政投入増加、二重言語教育改革止む

今年も相変らず朝鮮族の二重言語(朝鮮語と漢語) 教育改革を急ぐ。 二重言語教育改革を重点にした民族教育、授業 改革を推進し、民族教育の質を高める。 去年の二重言語教育の改革経験を総括した基礎の上から、引き続き推進する と同時に、 MHK(少数民族漢語等級試験)も継続推進する。

民族学校教員陣の建設と校長養成の強化

辺境地域の少数民族の小中学校の学校幹部(校長)らを吉林市と長春市の重点小中学校に行かせ、職を任せて養成を させてから既に 5年、去年 13人の民族学校校長が東北師範大学附属中学校、吉林大学附属中学校などの重点学校へ 来て、職務を引き受けて鍛錬、養成を受けた。 この基礎の上に、今年、さらに強化する。

近来、民族学校の英語教員と朝鮮語文教員が学校を離れる現象が多い状況で、教員不足のため専門出身ではない 教員が教壇に立つ状況が存在、 彼らの資質を向上しなければならない問題が出ている。 省教育委員会は延辺大学と 連合して教員講習クラスを編成し、一学期の間ずつほとんど無料で養成をしている。 延辺大学では博士、修士の指導 教師を配置し、直接講義をすることでその効果が非常に良好であり、今後も続けたいと黄処長は自信ありげに語った。

(吉林新聞 キム・ジョンハム記者 2006年1月12日)
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