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[社会] 自発的帰国者、再出国の列に並ぶ

省内自発的帰国者 1万名余、そのうち再出国 4000人余り。
一部地域の公安局、旅券を更新してくれず、イライラ。


ハルピン海外旅行総公司韓国出国センターの権ヨンヒョン総経理によれば、韓国政府の自発的出国政策の実施 で帰国した中国朝鮮族が 10月から韓国に再び出国しはじめ、このセンターを通じる韓国再出国者が 11月から ピークを迎え、毎日平均 50人余りに達し、最高は 80人余りに上った。

権経理によれば、現在まで黒龍江省から韓国に再出国した人が 4000人余りと推算される。 今年の 3月 1日、 韓国政府の不法滞留者自発的出国政策のスタート以後、多くの朝鮮族が自発的に帰国の途についた。政策の スタート当初は、政策に対する不信から自発的帰国申請者が非常に少なかったが、韓国政府の政策実施が明 らかになると、 5月 1日以後から自発的帰国申請者が大幅に増え、黒龍江省だけでも現在まで自発的帰国者が 1万名をはるかに上回ったものと推算される。

自発的帰国者はほとんど全てが半年、 あるいは 1年の期限で出国確認書を持って帰国、半年期限の出国確認 書を持った人々は 10月から韓国への再出国に出たが、最近はやや減少して遠のかれて毎日 20〜30人ほどが 韓国へ出ている。 1年期限の出国確認書を持って帰国した人々は来年 3月 20日以後から韓国に再出国する見込みだ。

概略の調査によれば、自発的帰国者のうち70% が再出国を試みており、またその可能性があるものと見られ ている。 残り 30%のうち 10%は健康状態、家庭問題などの原因で再出国をあきらめた状況だ。残り 20%は 韓国政府の出国確認書を持って来たものの、一部の地域の公安局で中国公民出入国管理法に規定した入国 国家の法律、法規に違反したり不法滞留した場合、帰国の後 1〜5年間は旅券の更新を不許可とする政策に 基づき、旅券を更新することが出来ず、再出国の経路が遮られた状況であり、出国希望者をイライラさせている。 規定によれば帰国して期限満了の後 3ケ月内に再出国しなければ出国確認書が無効になる。

韓国再出国が難しくなった帰国者たちは、代表を派遣してたとえ韓国で不法滞留してはいても、韓国の国法は破 らなかったしまじめに働き、大量の外貨を稼いで消費を促進し、地方経済を活性化させ、韓国政府の今度の不法 滞留者再入国緩和政策の実施で再出国の機会を得て、さらに潤沢な生活のためには再出国をしなければならな い等の理由で省公安庁に韓国再出国のための旅券更新関連政策を緩和してくれるように陳情しているが、いまだ に確かな回答がない状況だ。一部の地域の公安局で旅券を更新してくれず、その地域から韓国に出国して現在 韓国に不法滞留している人々の自発的帰国が途切れてしまう危険性がある。  

(黒龍江新聞 ナム・ソク記者 2005年12月31日)
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