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[社会] 韓国人、ハルピン氷雪観光急行列車に乗る


▲ ハルピン観光名所の一つである中央大街を見物して異国風景に魅かれた韓国観光客たち。 リ・デム記者

松花江汚染の余波で影響を受けた韓国人の対ハルピン観光ブームが、ハルピン氷雪祝祭を含む様々な観光イベントと 独特の人文景観の魅力により、再び盛り上がっている。

航空便到着の韓国人 2100人

アシアナ航空ハルピン支店・韓スンキ支店長の紹介によれば、 12月 28日までにアシアナ航空でハルピンに到着した 韓国人は 1300人余り、南方航空を通じて 800人余りが到着した。 そして来年 1月のアシアナ航空航空券を予約した 韓国人は既に 1260人余りに達する。 黒龍江省及びハルピン市政府では冬季氷雪文化を地域経済発展の名ブランドと して着眼し、最近、積極的に発展推進、太陽島雪花祭、スキー祭、氷灯祝祭、ハルピン国際氷雪祝祭など、既存の祭を より大規模にして、観光客を誘致すると同時に、関連産業も大々的に振興させている。 特に黒龍江省の関係部門では、 対韓国人観光客の誘致を主要事業と認定し、去年、巨額の資金を投資し、韓国へ行って黒龍江省観光広報行事を開催、 来年 4月にはソウル、釜山、大邱などの都市を巡回しながら壮大な観光誘致活動を展開することとなる。 韓国でも対 黒龍江観光に大きな関心を見せており、去る 12月 5日、韓国観光協会中央会チョン・ジュンシク副会長を含む 6人が ハルピンを訪問、ハルピン観光市場開拓を重視していることを示唆した。来る 1月 5日から開かれる第22回ハルピン 国際氷雪祝祭をきっかけに、韓国富川市で 80人余りからなる代表団がハルピンを訪問する。

ハルピン韓人会の関係者によれば、12月現在まで韓人会で応待した韓国観光客は 500人余りであり、既に予約を受けた 観光客が 100人余り。これらの人々は主に家族を単位とした観光客と中国内留学生たちだ。黒龍江省海外観光総公司 韓国部の朴英蘭部長によれば、 12月現在まで 40人余りの韓国観光客を接待、1月 5日には 9人の観光ガイド委嘱予約 を受けた。

アシアナ航空ハルピン支店・韓スンキ支店長によれば、冬季の外国観光で韓国人がハルピンを好む主な原因は、観光所 要時間を節約することができ、自然(人文)風景が魅力的で、雪の質がよい上に費用が少なくて済むからだ。 しかし去 る 11月に発生した松花江汚染及び断水の悪影響で去年より観光客が小幅に減った状況で、 韓国人の憂慮を一日も 早く解消させることが黒龍江関係部署の急先務の一つであると語った。この一環としてアシアナ航空ハルピン支店では、 2泊 3日、3泊 4日など黒龍江地域の観光ポイントを新たに打ち出すとともに、ハルピンの実際を韓国内で説明している。

観光サービスの環境改善が急先務

サービス環境改善が韓国観光客迎え入れの急先務となっている。現在、ハルピン市地域には、韓国人専門接待(ホテル 内に韓国部を設置したところ) のホテルが 2ヶ所だけで、言語の疎通がよくならないなど未備な点が存在している。 ハルピン韓人会・金ウォルファさんによれば、ガイド通訳が非常に不足しており、朝鮮族の大学生たちがバイト形式により 埋め合わせている水準にとどまっており、環境が不十分で、観光客たちに一定の不便をもたらしている。 そして韓人会で 利用できるガイド用小型バスは 2台だけであり、前もって予約をしなければ使用が不可能だ。 タクシーやその他の交通も 利用できるが、それでも観光には 10〜20人ほど乗れる小型バスが一番便利だからだ。

黒龍江省海外観光総公司韓国部・朴英蘭部長によれば、現在、韓国人のハルピン冬季観光コースは概してハルピン市内 景観(中央大街など)、太陽島の雪彫刻、兆麟公園の氷彫刻(氷灯)、ハルピン地域のスキー場、 731部隊遺跡地、北方 森林動物園などであり、団体旅行団が少なく、個人や企業招請形式の観光客が主となっており、ガイド、宿泊配置などに 難しい面がある。 そしてハルピン市地域に対外関連業務を扱う旅行社がおよそ 18社あるが、韓国部を設置して韓国の 観光客を専門的に応待する旅行社はいくつにもならない。 これは韓国観光客誘致にも影響を与えており、対韓国人サービス レベルの向上に影響を与える原因の一つになっている。

政府次元で観光サービスなどソフト環境の建設に一層尽力し、関連部門間の協力が伴い、民族特色の観光プロジェクトを 続々と開発すれば、北国独特の自然風景とハルピン特有の都市景観にしてハルぴンが韓国人の観光注目地域として 浮上する日は遠くないというのが関係者たちの一致した見解だ。   

(黒龍江新聞 キム・チャンヒ記者 2005年12月29日)
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