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[社会] 千年松そして 《千年松村》−延吉



樹種、樹齢そして生育性と稀有性、使用性によって昔から人々は財産を増やす木、長生きさせてくれる木、風水、 幸運を呼んでくれる木として、木にその象徴的な意味を見出して来た。

赤松は一応、財産を増やす木、財閥木に属すると言う。 千年余りの樹齢を持つ千年松といえば、まず大変 な縁起物という考えがあるものと決まっているが、延吉市小営鎮河龍村(一名、小河龍)の千年松 三胎松と共に 《千年松村》がますます有名になっている。

河龍村は高句麗・渤海の時期、重要な山城だった河龍土城から 1kmほど離れた所に清朝末期、光緒 30年代初 に村が開拓され始め、民国 18年に至って 80戸余りの大きな村で今日の河龍村が形成されたと言う。

河龍村は当時、局子街と呼ばれた延吉一帯で一番大きな村、朴氏、許氏村として大きくなったが、村の開拓時、 海蘭江、布爾哈通河を見下ろす中腹で千年老松 3本を見つけた。 3本の木に 1000本余りの年輪が全く同じよう に刻まれており、一名 三胎松とも言ったが、一つは天子が行幸の時に使った日傘を彷彿とさせ、一つは鳳凰が空 を飛び交うように、一つは巨竜がのたうつようになっている。 それで住民たちはその 三胎松を河龍村の象徴とし、 限りない財富を創造してくれる守り神として保護し、仰ぎながら暮して来たと言う。 今日、河龍村では 三胎松を主と した 《千年松風景区》を指定し、村の老人教会で保護、管理している。

改革開放の後、里人たちは千年松そして 《千年松村》を尋ねて来る人々に休息のひとときを過ごす席を用意するよ うになり、村に店一つだけしかなかったのが、ビール店、郷土飲食店などが 10軒余りに増え、今は近隣の投資家 まで誘致し、うどん屋、カラオケ、汗蒸幕店... など美食、休息、娯楽の営業場所が増えた。

現在、本村の人々の郷土飲食店やビール店が 4軒、誘致された投資店が 10軒になる。 不完全な統計だが 5月か ら 10月中旬の間、千年松と 《千年松村》へ来る観光、散歩客が連休毎に数百人、多い時は 1000人にもなるという。

河龍村は 《千年松村》に対する新しい村建設計画を実施している。 今年、河龍村では 《千年松村》に対して自己資 金と誘致した資金 100万元余りを投資、裏路地までも全てセメントで舗装し、中型停車場に続き 3000平米余りの花鳥 緑地風景園を作るなど、大型工事を基本的に終了した。 個人宅も民族風格をいかした統一設計の中で実施、今年だ けでも 10軒余りを新築、 来年までに、何軒か残っていた藁葺きは 《千年松村》から影をひそめるようになると言う。   

(吉林新聞 パク・クムリョン記者 2005年12月26日)
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