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［社会］　都会化の波、朝鮮族経済文化の進路は？ 第10回朝鮮族発展のためのシンポジウム、北京で 全国政協・趙南起前副主席、中央民委・李徳洙主任、祝電 都会化の波の中で朝鮮族の経済文化発展の座標をどのように取るべきかという重要な課題 として提起されている中、 《都会化と朝鮮族経済文化発展戦略》を主題にした第10回朝鮮族発展の ための学術シンポジウムが、去る 10日中央民族大学で開かれた。 都市は現代経済と社会発展の中心であり、国家では都市と農村の均衡発展とともに都会化を力強く推進 している。 その渦中で朝鮮族農民たちは先に立って都市進出をして来たし、朝鮮族の人口は集中地域から 散在地域に、そして大都市と沿海都市へ移動している。 中国工程院カン・キョンサン院士は、今度のシンポジウムにおいて 《我々朝鮮族はどの少数民族よりも早く 都会化過程に参加し、中国の平均水準より高い都会化水準を成している。 しかし朝鮮族の都会化過程は解決 しなければならない多くの問題を抱えており、また都市と朝鮮族農村、経済と社会の均衡発展という宿題を抱えている》 と指摘した。 中央民族大学韓国文化研究所(所長・黄有福)、 《中国民族》雑誌社朝文編集部、中央人民放送局朝鮮語部と本社を 含む朝鮮文新聞社、放送局などが共同主催した今度のシンポジウムには、該当の専門学者、知識人、企業人、 科学技術者、言論放送人、海外の学者など 100人余りが参加した中、朝鮮族の都会化と経済文化発展をめぐり、 10編の現実的意義が大きく注目される論文が発表された。 中央民族大学・黄有福教授の 《都会化と朝鮮族経済文化発展戦略》を先頭に、 《中国朝鮮族都市移動実態報告》、 《都会化進展における朝鮮族の発展》、《都会化過程と民族の発展》、《緑色産業で我が民族の基盤を守ろう》 など 国内専門家及び学者たちの主題講演に続き 《世界化時代の中国朝鮮族の位置と役目、日本の氏族》(日本・李鋼哲)、 《海外民族企業体の文化経営戦略》(日本・劉京宰)、 《在日本中国朝鮮族企業実態調査報告》(日本・原尻英樹)、 《知識経営を通じた朝鮮族の身分上昇》(イタリア金ナムス) など海外特別招請講演が今度の会議に重みを加えてくれた。 ますます深刻になっている朝鮮族家庭の解体と出産人口の減少、萎縮の一途を辿っている我が民族教育と消失しつつ ある民族言語の問題、帰国した労働者たちの再定着問題、混迷状態を繰り返している我が民族アイデンティティの 再確立問題、北東アジア時代における我が民族の座標設定などの問題を扱った。 元中国政治協商会副主席である趙南起将軍は、会議の参加者たちに送った祝電にて 《党中央第16期5次全 体会議で経済と社会発展を全面調和・持続発展の軌道に乗せなければならない》と指摘し、《中国朝鮮族の経 済社会発展も中央の精神に従わなければならない》と強調しながら 《多くの人々が深く研究討論し、知恵を集め て朝鮮族経済社会の発展に良い方策を出し、新しい寄与をすることを期待する》と指摘した。 国家民族事務委員会・ 李徳洙主任は、祝電にて 《 <都会化と朝鮮族経済戦略>を今度の会議の主題とし、専門家学者たちと実際の事業 関係者たちが朝鮮族の都会化過程での戦略を研究するのはとても意義がある》とし 《会議が積極的な成果をおさめ て民族地域の都会化と全面的な理想社会となるよう急ぎ、積極的な推進の役目を果たすものと信じる》と指摘した。 （吉林新聞　キム・ジョンハム記者　２００５年１２月１３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット