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[社会] 宋慧喬の鼻+金喜善の顎、韓流スターのようになりたい

1300万ウォンの韓国遠征整形が人気

中国人の美に対する関心が整形ブームにつながっている。 元々中国では ‘自然美人’を最高とした。 ‘化粧美人’ですら歓迎されないのが 中国の歴史的伝統だった。 唐代の大詩人・杜牧の ‘阿房宮賦’という作品に “妻妾妃嬪たちが化粧を直しながら使った水が川を成した”というくだりが出ることは出るが、 極めて異例な場合に属する。 こんな傾向は 1949年、男女平等を特に強調した共産政権が成立して からさらに強くなった。中国語で整容と呼ぶ整形は、それこそ言語道断だった。

ところが、世紀末から吹き始めた韓流ブームがこの伝統を崩している。 ドラマや映画で見る羨望 の対象の一部が、整形を通じて美人に生まれかわったという噂が広がると、少なからぬ女性たちが 過去の先入観から脱し、 ’私も一度は’ という式の流行が始まったのだ。 甚だしくは積極的な 女性たちは初めから韓国の有名女俳優たちの写真を持って病院を訪ね、まったく同じようにしてくれ と言う要求までする場合もあるという。 宋慧喬(ソン・ヘギョ)の鼻と金喜善(キム・ヒソン)の 顎は、今も彼女たちが一番羨むスタイルとして知られている。

現在、中国の整形ブームは地域区分がないと言う方が正しい。 北は韓国の整形文化を一番早く受け 入れた吉林の延辺朝鮮族自治州から南は雲南省昆明に至るまで、ほとんど全国的に及んでいる。 整形に関心を向ける層も老若男女を問わない。 もちろん若い女性が圧倒的に多くはある。

持続的な整形ブームはまた新しい現象も作り出した。 まず韓国に遠征、手術を受ける傾向だ。 北京や上海の富裕層女性たちを中心に燎原の炎の如く広がっている。 甚だしくは最近はパッケージ商 品まで発売開始になるという。経費が手術費を含めて 10万元(約 1300万ウォン)にもなる。北京で旅行 社を運営する徐明さんは “何年か前から韓国を訪問しようという若い中国女性の数が急に増えた”と し、韓国遠征整形は特別な現象ではないと強調した。

これ以外にも休みを迎えると発生する大学街の整形ブーム、接待のために事業パートナーの奥さん たちに整形サービスを提供する企業文化の普遍化なども最近のブームと係わる現象と言える。

もちろん整形に対する一般の認識はあまり良くない。 整形で美人となった女達を‘人造美人’と 呼ぶのは、こんな現実と無関係ではない。 また人造美人たちに対するビューティーコンテスト資格 の剥奪などが論議される現実は、こんな否定的な世論を反映するものだ。

これに対する人造美人たちの反発も強い。 美しくなりたいのは人間本来の欲望なのに、この感情に 従うことが過ちなのかというのだ。 甚だしくは、彼女たちは昨年末、直接‘人造美人大会’を開催、 自分たちにふりかかる熱い論難に堂々と対抗したりした。   

(文化日報 ホン・スンド記者 2005年12月10日)
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