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[経済] ‘鉱物の処女林’北朝鮮を掴め−韓国

鉱振公, 朝鮮族とコンソーシアム構成

北朝鮮の鉱物資源を開発するために世界各国が集まっている。

北朝鮮は韓国の 30倍にもなる‘鉱物資源の宝庫’である上に経済再生の手段として資源事業開放の 意志を表明し、中国など世界各国が先を争って進出を試みている。 金と黒鉛、無煙炭、鉄鉱石など一 部の鉱物を除き、まだ手もつけていない状態であるという。早ければ年内に北朝鮮と合作にて生産した 黒鉛を初めて持ちこむ我が国も、効果的な北朝鮮攻略のために中国朝鮮族とコンソーシアムを構成する 方案を積極推進している。

25日、大韓鉱業振興公社(以下、鉱振公)によれば、中国北京東方天佑投資有限公司は去る 9月10日、 北朝鮮の鉄鉱石・有煙炭 ・モリブデン・ニッケル・タングステンなど 5つの鉱物に対する調査・開発 ・販売 ・運営権の委譲を受ける了解覚書(MOU)を朝鮮対外経済推進委員会と締結した。 中国は既に 20年余り前から咸鏡道茂山で毎年 300万トンの有煙炭と鉄鉱石を採掘している。

またイギリスとオランダが北朝鮮の資源を開発する目的で ‘資源ファンド’を構成、最近、平壌に 入って来た。 日本も北朝鮮と接触中であるという。

朴ヤンス鉱振公社長は “最近、北朝鮮を訪問してこのような事実を直接見てびっくりした”とし、 “この外に確認されていない事例もたくさんあると推測される”と述べた。 彼は特に“北朝鮮を 先行獲得した中国の障壁をくぐるのが最大のカギ”として、 “このために北朝鮮と近い中国朝鮮族 とコンソーシアム形態にて共同参加する方案を積極検討している”と明らかにした。

鉱振公は去る 2003年7月、 50対50で黒鉛開発合作契約をした後、去年 3月から採鉱及び運び装備の 搬出を始め、今年、選鉱施設、鉄骨、発電機搬出及び設置を完了した。 試運転を経て、早ければ年 内に試作品を搬入する予定だ。 北朝鮮の鉱物が合作生産を通じて韓国内に入って来るのは今度が初 めてだ。 黒鉛鉱山が本格的に稼動されれば毎年 3000トン ほどが生産され、我々は 15年間、毎 年 1862トンを投資金回収の名目で受けるようになる。 これは国内需要の約 20%の水準で、お金 に換算すれば約 6億7000万ウォンほどだ。

鉱振公はまた黒鉛鉱山以外に、咸鏡南道端川市マグネサイト鉱山(埋蔵量 36億トン)、端川市剣徳 亜鉛鉱山(同・3億トン) などを北朝鮮と共同開発する方案も検討中だ。

(文化日報 ペク・サンジン記者 2005年11月25日)
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