xxxxxxx
朝鮮族通信 中国の朝鮮族に関するニュースポータルサイト Search by Google:
ホーム 朝鮮族概要 地域紹介 政治 経済 歴史 観光 ショッピング コミュニティー お問合せ



[社会] 延吉、龍井、図們の合併が議事日程に

国家専門家で構成された《延辺経済戦略研究》課題チームが指摘



先日、中国社会科学院研究員、中国都市経済学会副会長で中国管理科学院院士である劉維新 ら専門家たちで構成された 《延辺経済戦略研究》課題チームが、延辺で 20日間余り の調査研究を進め、彼らは延吉、龍井、図們を一つの都市に合併、延吉市を吉林省東部地域の 《生態名都市》として建設しなければならないと指摘した。

《大延吉経済圏》で相乗効果

延吉、龍井、図們の三市を一つに合併しようとする考えは 《大延吉経済圏》 建立構想から出た。 長年の間、急速な経済発展によって延辺朝鮮族自治州の首府である延吉の発展は行政区域計画と 地理的地域の制約を受けている。

以前、 5、 6年前に専門家たちは延吉、龍井、朝陽村の合併問題を提起したことがある。 その後、 経済発展に相応しい角度から考慮して延吉、龍井、朝陽村地域が 《延龍図》に変化した。 該当の 専門学者たちは、延吉と一番近い通商口都市である図們を 《大延吉経済圏》に加担させれば、 相乗効果をもたらすことができる戦略だと認めたのだ。

実現可能性の四種類

専門家は次のように指摘した。 三市の合併は実現の可能性がある。まず、歴史的に延吉、龍井、 図們は昔はいずれも《延吉県》の範囲に属し、近代史で三つの地域の発展はずっと緊密に関連していた。

1953年、延吉市が分離され、 1965年、通商交流の便利のために図們市も分離された。 次に、 現在から見る場合、地域の位置で三市地域は経済一体化の構図を形成しやすい。 現在、延吉から 龍井までは 20分しかかからず、図們も半時間もあれば到着する。

延吉を中心に龍井と図們はいずれも半時間経済圏内に属する。 その次に、延吉市の朝鮮族の人口 は 59%、龍井市は 67%、 図們市は 58%を占めており、民族構成での類似性は三市の融合に現実的 な土台を提供してくれる。最後に、三市の連合は長所を伸ばし短所を補うことができる。

延吉は空間構造の最適な組合せを通じて中心都市としての主導的役目を突出して強化することができ、 都市の影響力を急速に高めることができる。 龍井は延吉との連合分担を通じて、その位置と発展方向 を求めることが出来るだけでなく、地域が広く資源が豊かで北朝鮮との連携が便利な強みを発揮し、 さらに早い発展を期待することができる。 図們も対北朝鮮通商口を発展させて国境貿易を大々的に 発展させることができる。

《3市合併》で《延辺市》が可能か

実施する具体的方案について該当のリーダー、専門家たちはいくつかの構想を提出、しかし大方は いずれも龍井、図們を延吉に合併して、地域がより大きな延吉市を建立し、延吉市政府で管理する というものだ。 これ以外に延吉市地域内にはまた延辺州政府があるので、一番徹底した方法は、 延辺州政府と延吉市政府を一つの機構にして、二つの看板で合併、 延吉を地区級の市として、 《延吉市》 あるいは 《延辺市》と名前をつけて直接、周辺の県、市を管理するようにするものだ。 3市合併は大体において共感を得られている。 しかし行政計画で三市を一つの市に合併するには、 幾たびもの審査批准が必要になる。 これを実現するには、多分、全国人大常務委員会の特別批准を通 さなければならないだろうし、短かい時間内に実現するのはいささか難しい。

《しかし今の段階、私たちにできる事は、三市にとって緊密な経済連携を作り、都市間の障壁を崩し、 統一的な経済政策を作ることだ。三市の経済が既にお互いにかけがえのない関係に変った時、行政区 画の合併も自ずから実現するはず》と延辺州発展及び改革委員会の張玉順副主任は述べた。

(吉林新聞 2005年11月24日)
Copyright(C) 朝鮮族ネット