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[経済] 中国の履き物産業に飛び込む韓商たち

中国市場に飛び込んだ多様な韓国履き物商人たちが、山東省青島と広東省広州を基盤に 市場争奪戦を繰り広げ、 ‘履き物韓国'再建に乗り出している。

韓国の履き物業者が一番先に進出した所は青島だ。 韓国履き物商人たちが渡って来始め たのは 90年代前後だが、 1995年までにほとんどがここへ越えて来るようになった。

ナイキの靴を生産するセウォン社は 1993年に 4400万ドルを投資して青島膠州に生産基地を 構築した。 やはりナイキの靴を作るテグァン実業も 1995年に青島莱西に 1億 4500万ドルを 投資して運動靴生産基地を作った。 これらの工場で働く職員はそれぞれ 1万名にのぼる。

彼らの他にも運動靴製造業者であるテソン社とサッカーシューズ製造業者であるソンシン化学、 チャンシン、テルセル、テギョン産業、サムヨン、サムドク通商など履き物の完成品を作る、 もしくは部品を製造する企業が入っている。 天津には各種の体育用の履き物を作るソンホ実業が 1995年に設立した第1工場に続き 2000年には第2工場を作り、年間 300万足以上の履き物を作り上げ ている。 これらのうち、かなりの会社の投資額は 1000万ドルを超える。

大型履き物業者が青島を根拠地とするのに比べて、一部の小規模な手製靴は広州へ進出している。 高級紳士靴を作る‘リアト'と、靴・運動靴の中間形態であるスニーカーを生産する‘アルシューズ'社 が代表的な所だ。

中小規模の手製靴業者が中国に本格的に渡って来たのは、大型履き物業者より遅い 2000年前後だ。 1990年前後に中国に高級手製靴を輸出した ‘リアト'社は広州を基盤に ‘リアト'という自社ブラ ンド靴を中国の内需市場に展開している。 最近、広州には中国業者に下請させる韓国靴業者が急増 している。

金チャンミョン在中広州韓国商工会事務局長は “韓国輸入靴は大部分中国から持ち込まれ、 そのうちかなり多くの数は広州で作られるもの"と述べた。

中国履き物産業の後には韓国技術者がいる

“中国は韓国の履き物技術を土台として立ち上がっている。"

中国で活動する韓国履き物業者たちは中国履き物産業をこのように評価している。

履き物の製作で一番重要な技術中の一つがモールディングだ。 靴底を作るこの技術は、 良い履き物を決める非常に重要な要素だ。 韓国のモールディング技術は世界的に認められている。 価格競争で苦戦する韓国履き物産業が世界的なブランドから認められる理由は、まさにこのモール ディング技術ゆえと言っても過言ではない。

これらの技術者は 1970〜1990年代、国際競争力を誇った韓国の履き物産業が育てた人材で、韓国内 では活躍場所が消えで行き、一つ二つと中国系履き物業者に移って来ているのだ。

彼らの大部分は現在、広東省、福建省等で世界の名ブランド靴を生産する大型工場で働いていると いわれる。

中国の履き物産業

珠江デルタ河口には広州と東莞、深、恵州が西から東につながっている。 中国経済をリードする 核心もここだ。 このなかでも恵州の東にある恵東は、まさに履き物都市だ。

ここには家内手工業形態を合せ 7000〜8000の工場が立ち並んでおり、住民たちは老若男女を問わず 皆が靴と関わる仕事をしている。 主に‘安物'との評価を受ける靴が生産されており、これらの靴は ヨーロッパとロシアに輸出されている。 韓国の靴卸売り商人たちもここで靴を作って行く。 ここだけではなく広州の汕頭、東莞地域にも履き物工場は推定不能なほどに多い。

李テシク・リアト社社長は “広東にある履き物工場は 2〜3万にのぼる"として、“高級靴に関する 中国最大の生産基地だ"と述べた。

これ以外にも福建省の晋江と浙江省の温州にも 4000〜5000の履き物工場が集まっている。 これらの 地域には広東と同じく靴、 運動靴の下請工場が集まっており、特に温州には人造皮を利用した運動靴 などの履き物でも有名だ。

(黒龍江新聞 カン・ホウォン記者 2005年11月22日)
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