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[社会] 延辺人民放送局音楽プログラム司会者、呉美蘭さん

リスナーに安らぎを与えたいです



延辺人民放送局音楽専門チャンネルの “私たちのリズムフェスティバル”音楽プログラム が 11月 7日からオンエアされ始めた。毎日 2時 40分から 3時 20分まで生放送にて放送される このプログラムの司会を担当する呉美蘭さんはアナウンサー顔負けの小綺麗な声と音楽に対する 広い知識でラジオのリスナーたちを魅了している。

幼い頃から音楽が好きだった彼女は、延辺芸術学校音楽教育専業を卒業した後、放送局に入社し た。 1998年、音楽編集部に席を移した彼女は、5年間編集事業をしてから、 2002年 1月から音楽プロ グラムの司会者としてデビュー、続けて “民謡 40分”、“呉美蘭の音楽旅行”、“呉美蘭の歌謡世 界” などプロの社会を引き受けた. 何らの経験もなく漠然と接した生放送の進行に役に立ったのは、 外国へ行った姉が韓国のラジオ音楽番組生放送の実況を録画して送ってくれたテープだった。 それを何度も見ながら、自分独自の進行スタイルを模索して行った。

生放送を進行するには、放送進行者としての臨機応変な運営能力と危機管理能力、そして言語駆使 能力がすべて等しく揃わっていなければならなかった。 自分の名前をかけてする生放送の後、 リスナーたちの反応をいちいちチェックし、充分でないいくつかの点を補い、リスナーたちが本当に 喜ぶ番組を作るために努力した。 自分が直接選曲して編成した原稿を持ち、放送を進行すると感情 の流れが自然だった。 才知あふれる話術で、番組中に面白い話を挿入し、退屈させずにリスナーたち を捕らえることでリスナーたちに一歩一歩と近付くことができた。

彼女の声には安らぎが溢れている。 おしゃべりに流れることもなく、静かな中音トーンにて進行し、 それでいて聞く人の心を爽やかにする後味があり、多くのファンが彼女の生放送を好んで聞く。 危なげなくも柔軟な彼女だけの音声が音楽プログラムと似合い、音楽ファンを楽しくしてくれるからだ。

多くのメディアの影響により、ラジオの影響力が急激に減る最近にも TVのような映像媒体の司会者 になることには見向きもしない彼女のラジオ放送に対する愛着は一途だ。

“ラジオにはラジオの魅力があります。 TVはニュース番組が終わればドラマが始まりますが、ドラ マを見たくない人々は見る番組がないですね。 ラジオは多様な番組で情報をより多く提供することが できます。 音楽生放送番組は好きな音楽を思いきり聞くことができるし、リスナーたちと意思疎通ができて良いです。 TVは他の事を差し置いて座って見なければならないですが、耳だけで接する媒体であるラジオは聞きながら仕事をすることもできるので、いくら多媒体の時代になってもラジオだけの役割があります”と言いながら、呉美蘭さんはラジオの未来を悲観していない。

彼女は音楽番組の進行者だけで終わることなく、自分の専攻をいかして作詞作曲にも手を出した。 “忘れてしまった私を尋ねて”(作詞作曲)、“もう一つの始まり”(作詞作曲)、“男と一杯の酒”、 “言って見てください”、“バラの夜” など呉美蘭さんが創作した色々な歌がラジオ毎週一家で 放送された。

今では放送事業に没頭して 11年、彼女もいつの間にか中堅スタッフの領域に入った。 時間がたつ ほど放送をする楽しみにすっかりはまって暮すという呉美蘭さん。 いつかは自分の静かな性格には合わな い娯楽番組の司会や開かれた司会を担当して見て、全く違った司会者のスタイルを演出して見たいと いう大胆な欲も生ずる。 今はファンも少なくなくて人気もかなりの位置にある。 もちろん人気のあ る司会者が立派な司会者であるということを彼女は否定しない。 しかし人気も時間が経つにつれて色 が薄くなるものなので、人気にとらわれすぎて人気を追う司会者よりは、リスナーたちに自然に 楽に 近付くことができる司会者になることが彼女の夢だ。

(延辺日報 チェ・ミラン記者 2005年11月11日)
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