［経済］ 阿城市朝鮮族中学校の基礎施設改善事業に拍車
阿城市朝鮮族中学校では近年、朝鮮族学校ごとに普遍的に存在する学生の源泉萎縮現象に
甘んずることなく、学校の基礎施設改善事業を新しい学生供給源を開拓し在校生を増やすことを
重要な目標として、暖房施設の改善、食堂面積の拡充、電気施設の改造などを行い、基礎施設の
不足を埋め、学校の運営条件を急遽完壁にした。
この学校ではこれまで何年間のうちに校舎、学生寮などの主要建築物の改修事業に資金と精力を
重点的に注ぎ、その他の基礎施設の建設が相対的に劣り、両者にアンバランスが生ずることになった。
こうした矛盾はますます白熱化して行く各朝鮮族学校の間の学生争奪戦と共に、一層顕著になった。
今年、この学校ではこの問題の解決を重視し、大きな資金を投入しなくても出来る植樹、花壇作りな
どのような校内緑化、美化、香華事業を自力で新しい次元に引き上げた外、続けて4万元を投資して
古い暖房施設を新しいものに変えるべきは変え、手入れするべきは手入れして徹底的に修理、
14万元をかけて学校、家族住宅アパート、平屋私宅にそれぞれ別に変圧器を仮設し、古い電線を新
たに変えて電気の安全上に存在した問題を克服、各々の費用負担を明確にすることで学校の電気費用
負担が重くなった局面を解決して学校の電気使用を改善した。そしてまた何万元かで学校の食堂を新た
に改修し、教師・学生たちの食生活の条件を改善し、学校工場、学校店などに至るまで一つの瑕疵も
ないようにした。
こうして今年、阿城市朝鮮族中学校で正常な学校事業を確実に行う中、基礎施設の改善事業に着手
して実際の問題を解決したことから、教員や学生たちが何ら不便を感じることなく、すべてのエネ
ルギーを注力したところ、事業や学業に没頭出来るようになっただけでなく、今年の大学志望選択で
在学を志望した 40人余りの中高卒業生のうち、他の学校に行った学生が一人もおらず、むしろ外地
の学生たちがこの噂を聞いてこの学校に転校して来ている実情だ。
（黒龍江新聞 コ・ボムリョン記者 ２００５年１０月３１日）
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