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[文化] 延辺チームは絶対売らない

売却ではなく請負経営

“北京のある神秘的な企業が延辺チームを 1800万元で買い入れる!!”

数日前、ホームグラウンドにて今年の甲級シーズンを勝利で終えた延辺チームを熱狂して応援し た延辺のサッカーファンたちに 26日、核爆弾の如きニュースが伝わった。州外のあるマスメディア に公開されたこの突然の知らせは、延辺を強打した。 浙江緑城に売られた悲運がまだ癒えておらず、 甲級進出の喜びがまだ冷めてもいない延辺人には、外地企業が延辺チームを “買入”するという話は 本当に雷のような音に違いない。

神秘な機運と神秘な企業

延辺サッカーの首脳部である延辺体育局とサッカークラブには神秘な機運があり、対談中、説法と解法 が社会に過って伝達され、一部に誤差があるが、確かに体育局で推進中の事実と認められた。 極秘に 進められた今度の件は、延辺体育局の何人かの核心人物たちだけが知っている中で進められ、神秘的な 企業代表と初歩的な談判はしたが、まだ詳しい談判や契約締結までは成立していない状態だ。 延辺チーム の高琿監督とサッカークラブの鄭龍俊主任も数日前に知り、選手たちも某メディアに公開された後になって 知るようになったと言う。

売却はあり得ない事

延辺サッカークラブの鄭龍俊主任を訪ねた時、彼は具体的な内幕と交渉内容はよく知らないが、数日前、 自分も内モンゴル出張中から呼び出され、内幕を知るようになり、関連会議に参加したと述べた。 彼は “延辺サッカーチームを売るなどということは絶対あり得ない事だ”という立場を強調しながら “延辺 チームが今日、甲級に上るまで私たちがどれだけ多くの苦労をしたことか”述べ、お金の多い外地企業が クラブを経営しても良いが、前提はホームグラウンドが延辺でなければならず、チームが延辺を去っては いけないと語った。 選手たちがより良い環境でボールを蹴れば自分も退く準備が出来ているという意思を 明らかにした。

甲級シーズン最後の競技を数日前に終わらせた高琿監督も、自分も数日前に話を聞いたといい、自分の立 場をまだ明らかにする状況ではないようだから、計画を推進している体育局に行って見るようにと言った。

売却するのではなく延辺サッカーが市場に出る重要な歩み

州体育局・梁昌浩局長が日本出国説、北京出張説で不在中のため、記者たちは傘下の関連責任者たちに会 った。 彼らは多くの詳しい質問に対する答えを避けたが、早いうちに情報公開会議を通じ、結果が分かる ようになると述べた。該当の責任者はこのように解釈した。 “売るのではなく、売れるものでもない。 チームを売ってしまう事は二度とないだろう。 延辺サッカーが市場化するための重要な歩みだ。 サッカ ークラブの経営権と管理権を企業に任せるということだ。”

1800万元。誰も知らない数字

延辺チームが “1800万元で売却される”と言う知らせは、どこからそんな数字が出たのか分からない、 とクラブや体育局の責任者たちが釘を刺した。 1800万元は完全に事実無根と明かされた。

延辺チームのホームグラウンドは相変らず延辺内

体育局該当の責任者によれば、延辺体育局で相手方との契約のために準備した意向書には、延辺サッカー クラブが企業によって管理されることになっても、“ホームグラウンドは延辺内でなければならず” “サッカークラブの有形資産であるサッカー選手らと、無形資産である甲級チームというイメージ、 そして固定資産はずっと延辺州体育局に帰属される”と言う内容が明かされていると述べた。 また 経営管理権は企業に与えるが、契約に違反すれば相手に渡してやった権利を回収することができる 権利も体育局にあると述べた。

クラブが市場化するのは必須の道だが、外地企業にクラブの経営管理を完全に預けて置くことで、 朝鮮族監督陣と選手たちの立場は心細くなりかねないという声も出はじめ、延辺サッカーが存在し て来た根本と意味が喪失されると憂慮するファンも多い。

(吉林新聞 パク・クムリョン記者 2005年10月29日)
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