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［社会］　中国、韓国化粧品輸入''制動''…キムチ関連貿易の報復憂慮−韓国 中国産キムチから鉛と寄生虫卵が検出されたという我が政府の発表と係わって、中国が韓国産化粧品の環境ホル モン検出資料を要求、中国の貿易報復の可能性が憂慮されている。 24日、食品医薬品安全庁によれば、中国の通関業務を統括する質検総局は、去る 14日、国内のある市民団体が汗 の臭い除去用化粧品であるデオドラント製品 6種でジブチルフタル酸(DBP) などフタル酸 3種類が検出されたという発 表を取り上げ、関連資料を要請した。 中国側はまた最近、中国産食品の安全問題に対する食品医薬品安全庁の発表に対して公文書を送り、 “中国産製品を 一方的に貶めないように。 言論発表をする時には事前の協議を求める”と抗議の意思を伝えて来た。 食品医薬品安全庁は去る 21日、中国産キムチの寄生虫卵検出発表の直前、中国質検総局安全局に発表事実を知らせ、 中国側は原因を糾明するまで報道を延ばすことを要請したが、食品医薬品安全庁は “食品安全は国民の健康と直結する ので、発表時期を延ばすことはできない”と言う立場を説明した。 一方、今後のために食品輸入業者などに対してブラックリストが作成され、特別管理される。 この対象には食品生産業 者と輸入業者、国内販売業者などが含まれ、これらについては最小 6ヶ月以上、輸入食品に対する全数調査などの 特別管理が行なわれる。 特に輸入業者が不良食品であることを知ってからも故意に流通させて摘発されれば、永久 追放するなどの強力な措置が取られる。 保健福祉部は中国産キムチの寄生虫卵検出と関連、このような内容を骨子にした輸入食品の安全対策を準備中であ ることが 24日に明らかになった。 これによれば福祉部は輸入食品についての電算システムを大幅に強化し、有害食品を持ちこんで摘発される場合、該 当食品の製造業店・輸入業者・製品別にブラックリストを作成し、 6ヶ月から 1年間の輸入食品に対する全数調査を実施 する事とした。 また食品事故が繰り返される食品輸入先を重点管理対象に指定、 通関時の検索をより徹底する事とした。 輸入食品の有害性の恐れについての情報が入手された場合、確認して、事実と判明した場合、直ちに輸入禁止措置 を取ったり、要注意措置を通じて徹底的な検索が行なわれるようにネットワークを備える方針だ。 食品事故が頻発する 該当の輸出国には、食品調査の人力を常備するようにする方案も検討中という。 （世界日報 　ムン・ジュンシク記者　２００５年１０月２４日） Copyright(C) 朝鮮族ネット