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[社会] 急成長する首都圏ハンギョレ社会

首都圏朝鮮族 17万名、韓国人 12万5千名、ハンギョレ人口急増。今後は山東追い越しも予想
オリンピック特需と浜海新区建設で経済成長、ハンギョレ関連教育文化施設が依然不足




中国の政治、教育、文化など諸般分野の中心地である北京を含め、天津、河北などの華北 経済圏を形成している首都圏地域のハンギョレ社会も、ここ何年間か爆発的に成長しながら 現地社会の無視できない一群として根付いている。中央や現地政府該当の部署あるいは大学及 び朝鮮族関連団体に勤める朝鮮族が腰を据え始め、改革開放のブームに乗って東北3省の朝鮮族 が進出、中韓修交と共に韓国の政府機関や団体、企業が大挙進出したことによって、首都圏ハン ギョレ社会は鼠算式に増え、現在 30万名に迫る、中国第二のハンギョレ社会といわれる山東地域 のハンギョレ社会を猛追撃している。

現在、この地域の朝鮮族は 17万名、韓国人は約 12万 5千万人に達している。 また駐中韓国 大使館、韓国観光公社、農水産物流通公社、中小企業振興公団、ウリ銀行など 20余りの韓国機 関と団体がここに進出しており、三星、LG、現代、SKを含む大グループの中国本部がここに進出 し、本部経済が特別に発達した。 そしてここには中国で初めて公式認可した朝鮮族の合法的な団 体である天津朝鮮族親睦会を含め、北京高麗文化経済研究会など朝鮮族関連の団体が活躍している。

ハンギョレ社会の形成過程

新しい中国の誕生と共に軍に勤める朝鮮族将兵たちを含めて中央の多くの部署や病院、学校、工場 などに勤める朝鮮族が百名余に達した。 その後、中央人民放送局、民族出版社、翻訳局、中央民族 大学、中国国際放送局などに朝鮮語部が設置され、朝鮮族が集まって来て、大学卒業生が首都圏地域 に配置され、徐々に朝鮮族社会を形成しはじめ、1990年に至って戸籍に上った北京の朝鮮族人口は 5000人余り、天津の朝鮮族人口は 1700人、河北省の朝鮮族人口は 200人余りに達した。 去る 80 年代中盤から東北3省の朝鮮族がキムチ販売、飲食店運営などさまざまな経路を経て首都圏地域に根 付き始めた。 1988年、ソウルオリンピック開催以後から韓国企業が香港や日本を通じて北京や天津 地域で活動しはじめ、1992年中韓修交の後、韓国機関や団体及び大グループの本部が北京に続々と 入り、工場が天津、河北地域に入居、韓国人が増え、韓国企業に就職したり韓国人関連サービス業 に携わる朝鮮族が集まり、首都圏地域に韓国人と朝鮮族が調和する新しいハンギョレ社会が形成さ れた。

現在、韓国と北京、天津を結ぶ航空便だけでも毎週 100便ほどに達し、天津-仁川を結ぶ津-川海運 船便も毎週往復 3回に達するほどで、韓国とここの人的交流が頻繁であることを物語っている。こ れにより創始期 7000人未満だったハンギョレ人口も急増して、現在約 30 万人に達し、北京に朝鮮 族 12万名(戸籍人口は 2万名余)、 韓国人 8万名、 天津に朝鮮族 4万名(戸籍人口は 1万2千名余)、 韓国人 4万名、 河北省に朝鮮族 1万名、 韓国人 5千名に達するという。

新しく形成されたコリアタウン

元々首都圏地域に住んでいる朝鮮族は大部分多くの所に散在していて、事実上のコリアタウンが存在 しなかった。 1990年代から朝鮮族と韓国人がここに寄り集まり、北京の望京、燕莎、五道口、アジ ア運動会村付近に相対的なコリアタウンができ始め、天津のホンガン及び鞍山西路周辺、躍進路及び 温泉ホテル周辺、東麗区リトルスターホテル(旧ソウルホテル) 周辺にも韓国人と朝鮮族の密集地が でき始めた。そして北京や天津と隣接する河北省地域の三河市、廊坊市などにも朝鮮族たちや韓国人 たちが集まって住むアパート団地が林立している。

北京の代表的なコリアタウンと呼ばれる望京地域は 10年前まででも北京市朝陽区の外郭地帯の郊外に 属する所として、交通と住居環境があまり良くない偏屈な地域だった。しかし今は 2環道路、3環道路、 4環道路及びアジア運動会村、中関村、国際貿易庁舎などと連結される交通体系を構築し、 LG、モトローラなどの企業が入居し、多国籍企業が好む創業基地として浮上した。 当初、北京の他 の地域に比べて住宅価格や賃貸価格などが安いという理由で、東北3省から来た朝鮮族がまず腰を据え 始めたが、後には住居環境や交通与件が改善し、韓国人が入って来て、今はこの地域の人口の 4分の 1 を占める 10万名を越えており、中国最大のコリアタウンとして浮上した。 調査によれば望京地域に居 住している韓国人は約 4万名、朝鮮族は 7万名余に達するという。最近には、望京新城アパート団地の 開発、国際ビジネスセンターの建設、28haに達する森林公園の造成など複合的な要素の作用で、ここ のハンギョレ人口は年間 20%の速度で成長しており、 2010年には 30万名に達するものと推算している 。ここには多様な韓国式食堂、カラオケ、民宿、食品店、不動産斡旋屋、病院、美容室、中国語学院など ハンギョレ関連業店が 500余りに達している。 北京の大学街にある五道口付近は、主に韓国の留学生を 中心にコリアタウンを造成、こちらにも韓国食堂、中国語学院、カラオケ、ビリヤード場、美容室などサ ービス業店が 200余りに達し、ハンギョレ人口が 2万名余りに達するものと推定されている。それ以外 にも燕莎、アジア運動会村付近などにもそれぞれ1万名余以上の朝鮮族と韓国人が住んでいる。

天津・南開区のホンガン及び鞍山西路周辺にも留学生たちを中心として韓国人がたくさん集まって住んでおり 、ハンギョレが運営する食堂、店、中国語学院などのサービス業者が 100余りに達し、ハンギョレ人口 は 4000人余りに達する。 そして南開大学、天津大学が立つ躍進路付近に朝鮮族を中心に約 1万名余が 暮しているという。 そして塘沽開発区にも朝鮮族と韓国人が 4000人余り住んでおり、ハンギョレが運営するサービス業店が 80余りに達している。 金持ちの町と呼ばれる天津河西区の梅江地域には、韓国大グループの駐在員を中 心に韓国人と朝鮮族約 2000人が暮しており、代表的な韓国食堂である 'チョンドンジン'を含む30余りの サービス業者がある。

北京と天津の都市拡張で外郭地帯の教育、交通、住居などの与件が目覚しく改善し、北京と天津に隣接し た河北省地域のハンギョレ社会も急速に大きくなっている。 河北省三河市燕郊鎮は北京通州区と隣接し ており、北京-ハルピン 102号高速道路がここを横切っており、交通が便利で住宅価格や賃貸価格が安く、 また現地政府で住宅を購買すれば戸籍登録ができるなどの優遇政策を実施しており、東北3省の朝鮮族が 数多く尋ねて来ている。紹介によれば、朝鮮族 200世帯余りがここに住んでいる。 それ以外にも韓国工 業団地を建設している廊坊市、秦皇島などにも韓国人と朝鮮族が集まって住んでいるアパート団地が続出 している。

ハンギョレ教育文化の現住所

首都圏地域にも朝鮮族と韓国人の現地定着に一番重要な要因になっている教育、文化インフラが基本的 に形成された状況だが、まだ需要に比べると随分不足しているのが実情だ。 北京と天津にはいずれも 韓国人の子供を対象に運営されている韓国国際学校があり、朝鮮族学校もあるが、大部分は経済的に 苦しいという。 北京で公式認可された唯一の朝鮮族幼稚園である金芝幼稚園(院長・金ヘミン)は、 1997年に設立、 寄宿制により運営されているこの幼稚園の子供たちに '夢を育て人生を学ばせ愛を配 る'と言う園訓の下、民族文化と言語を教えている。 今年までに 7期の卒業生を輩出し、社会で良い 評価を受けているという噂を聞いて尋ねて来る韓国人の子供と現地漢族の子供たちまで増え、現在、 幼稚園生が 4班 120人に達する。 父兄たちの要請によって、来る 9月からは九仙郊 第2小学校の教室 を賃貸して、週末学校形式で朝鮮族小学校も運営している。 それ以外にも北京にはサムガン小学校、 長白小学校など朝鮮族小学校があり、そのいずれもが漢族学校に通う朝鮮族学生を相手にした週末学校 形式にて運営されている。 北京のある朝鮮族教育専門家によれば、こんな現象は北京の朝鮮族が大部分 東北3省から来てみたら、現地に人脈がなく、事業や居住に不便な点を随分と経験した状況の中、子供だ けは現地社会に人脈を形成できる漢族学校に行かせるのを願っている一方、国語と文も教えたがる 二重 心理の原因で始まったと見られる。 山海関以南の地域で最初に設立した朝鮮族完全小学校である天津新 星小学校は、一時は経済的な困難を経験したが、金ジョンクク校長の指導の下、教職員皆が同心一体に なって朝鮮族の子供たちに民族文化と精神を植え付ける新しい発展を期している。 中国で公式認可された 7つの韓国国際学校の中の一つである天津韓国国際学校(校長・金テジン)は、 2000年 5月に設立、 '21世紀を主導する進取的で創意力ある韓国人を育成する'と言う教育目標の下、道徳性涵養教育、創 意性啓発教育、 世界化適応教育を推進している。 現地の韓国人たちの呼応を得て、最近 2年間で学生数が倍に増加した 620人となり、学校収容施設の不 足によって学生数を増やせない実情だ。 金テジン校長によれば、現在漢族学校に通う韓国人の子供たち のために、週末ハングル学校も運営しており、学生数が 160人余りに達する。 現地の朝鮮族と韓国人有 志たちがさまざまな方法を通じて民族教育と文化施設拡充を推進しているため、未来に対する密かな楽 観も出ている。

活躍しているハンギョレ団体

ここにもハンギョレ社会の求心点の役目を発揮しているハンギョレ団体が活躍している。 北京には在 中韓国人会、在中韓国商会、 北京投資企業協議会、高麗文化経済研究会があり、天津には天津韓国人 会と天津韓国商会、天津朝鮮族親睦会が存在している。

中国全域 33の韓国商会を導く在中韓国商会(会長・呉スジョン)は 1993年に設立され、1995年中国政府 の公式認可を受けた。 4万社余りの総投資が 290億ドルに達する在中韓国投資企業の代弁人として、 韓中交易 1000億ドル時代に応じて、現地の投資環境改善、韓国企業の問題解決などの先頭に立ってい る。 1998年に設立された在中韓国人会(会長・白クムソク)は去る 9月6日、設立 7年ぶりに初めて中国 全域の会長団会議を召集し、歴史的な新しい出発を象徴する共同宣言文を採択した。 韓国人社会の求 心体として在中韓国人の権益伸張と生活安全に積極的かつ能動的な役目を果たし、和合と団結を通じて 2010年に 100万韓国人時代を主導するなど、 10項目の共同宣言文は、現在韓国人社会で高い評価を得 ている。北京高麗文化経済研究会(会長・金哲)は事実上、朝鮮族企業家協会の役目を遂行している。 1992年に設立されて 13年間北京地域の朝鮮族の親睦と和合をはかり、朝鮮族企業家を結集させ、朝鮮族 社会に有益な事を数多くした。 団体の発展が遅々としている状況で、金正燮、金テウク、金ホ、 金ジングン、金キルソン氏ら、若い企業家を数多く加入させ、名実共に協会に生まれかわるための努力 を続けている。

中国で最初に公式認可を受けた朝鮮族社会民間団体としての天津朝鮮族連誼会(会長・李昌煕)は 1988年に出帆した。 1992年から毎年 2回ずつ天津地域の朝鮮族に和合と出会いの場を提供している。 中国で唯一、政府支援をもらっている民間団体としての天津朝鮮族連誼会は、経済などいろいろな困難 を克服し、現在 6000人余りの会員に 5つの分会を持った中国最大の朝鮮族団体に発展した。最近は会長 団の努力で、天津河西区友誼南路に事務室も備え、若くて有能な企業家たちを受け入れ、協会の資金難を 解決、影響力も徐々に広げて行っている。 今年の 9月10日には天津市第2労働者文化宮で大規模な朝鮮族 文芸公演を開き、該当の部門の高い評価を受けた。 李昌煕会長は、まだ多くの困難が存在するが、 今後の漢族学校に通う朝鮮族の子供たちのための週末学校も運営し、朝鮮族と韓国人間の団結と和合をは かるために最善をつくすと明らかにした。天津韓国商会(会長・金浩年)は 9つの分会に 600余りの会 員企業を持っており、天津地域の韓国投資企業の問題を解決し、現地投資誘致、 投資環境改善に積極的 な役目をしている。 天津韓国人会(会長・金浩年)は、領事業務を扱うなど在天津韓国人のための請願 解決に最善をつくしている。

ハンギョレ社会経済の実態

首都圏地域は中国の環渤海経済圏に属しているが、華東経済圏、華南経済圏と比肩するに値する華北 経済圏を造成し、急速な成長を見せている。 最近は北京のオリンピック特需と天津の浜海新区建設な どがプラス要因として作用し、経済成長を大きく推進している。 KOTRA北京貿易館(館長・李鍾一) の最近資料によると、韓国企業の対華北投資は 27.7億ドルに達する。 地域的には北京に 866件、 13.5億ドル、天津に 1126件、121.5億ドル、河北省に 1.7億ドルを占める。 北京は IT製品製造、電子通信、ソフトウェア、自動車及び部品、医薬製造、金融などの分野が主要産業 で、天津は電子電気、食品飲料、機械製造、生物医薬、冶金、物流、衣類、化工、船舶などの分野の投資 が中心を成し、河北省はモニター、通信機器、紡織、回路版、農水産物、木材加工、印刷設備などの分野 の投資が大部分だ。 三星、現代、LG、SK など韓国の大グループと優秀な企業が大部分この地域に進出し た状態で、徐々に投資を拡大している。 1年 3ヶ月ぶりに投資額を回収し、大規模の資金を追加投入し、 生産工場を拡張している現代自動車は、現在、業界販売実績 5位を誇っており、中国で外資企業の成功モ デルとして通じる。 KOTRA北京貿易館では北京のオリンピック開催で老化した汚染施設の移転と先端産業 中心の産業改編、天津の浜海新区と国際的な港湾及び北方経済の中心都市建設、物流、金融及びサービス 産業の育成、河北省の低廉な生産及び投資費用を勘案し、効果的な進出戦略を勧奨しており、 IT、電子電 気、自動車、石油化学、物流などの産業を投資有望品目としている。 KOTRA北京貿易館・李鍾一館 長は、首都圏地域にサービス産業の見込みは明るいが、韓国人を対象にした食堂、不動産斡旋屋、美容室、 スーパーなどは過剰状態として、現地人を相手にしたフランチャイズ、美容、コンサルティング、広告など の分野で発展することを希望した。 朝鮮族業者は北京に貿易、サービス業、天津に電子、衣類などの製造業 とサービス業、河北省に労動集約型製造業が主流をなしている。

金ナンファ理事長が率いる天津イランド国際貿易有限公司、沈在万理事長が率いる北京万花美工 芸美術品有限公司、金テウク理事長が率いる北京ウピョンコンサルティング有限公司、権正一理事 長が率いる北京三益皮革製品有限公司、金正燮理事長が率いる北京白馬江食品有限公司、張文徳理事長が 率いる漢拏山食品有限公司、金キルソン理事長が率いる北京イルウインテリア有限公司、金 ジングン理事長が率いるハンウルタリ広告有限公司など屈指の企業を含む実力業者が 200余りに達し、食 堂、カラオケ、民宿、不動産斡旋屋、コンサルティングなどサービス業者が 2000余りに達している。 19 92年、北京に進出して '白馬江'と言うブランド飲食店を育てた金正燮理事長は、北京に朝鮮族と韓 国人の経営する飲食店が 1000余り、 望京地域だけでも 200余りに達するとし、 70%が過当競争、 人件 費などのコストアップにより赤字になっている状況だと語った。 食べ物も文化という点を認識し、管理水 準を高め、確かな自らのブランドを開発することができない状況で、盲目的な飲食店投資は禁物だと強調 した。 不動産コンサルティングの専門家である金テウク理事長は、現在、中国の不動産市場は土地主の不 動産市場ではなく建物主の不動産市場だとし、マージンが少なくて競争が熾烈だなどの原因で、不動産斡旋 屋も厳しい状況だと指摘した。 金融専門家である藍天グループ CEO金チャンユン総裁は、朝鮮族が都 市進出で確かな定着をするためには根付くことができる不動産に投資するのが望ましく、一人の力が不足 であれば、何人かの力を合わせて、それでも足らなければ団体の力で解決しなければならないと力説した。

ハンギョレ融合のための自省と努力が必要

首都圏ハンギョレ社会も朝鮮族と韓国人の間に比較的柔軟で包容的で能動的な面を見せているが、 統合的な民族共同体に生まれかわるためには自省と刻苦の努力が必要だという指摘が起こっている。 北京高麗文化経済研究会・金哲会長は、農耕移民社会で半世紀後、都市移民社会に切り替わるという地 殻変動を起こしており、朝鮮族が都市で生存できる知識を蓄積して資本を蓄積、地盤を固めて韓国人と の紐帯を強化し、膨大な韓民族ネットワークを構築しなければならないと語った。天津広場雑誌社・李 ユンラク社長は、韓国企業の現地定着には朝鮮族の寄与度が大きく、肯定的な面も多いが、いろいろな 問題点もあり、一日も早く文化的資質と忍耐力を高め、信頼性を強化すればこそ生存基盤を確保できる と強調した。 また韓国人も中国を治外法権地域と見做してむやみに行動してはならず、先入観を捨てて 包容的な心で朝鮮族と共生の道を模索しなければならないと付け加えた。 天津ロボットボイラー・成増錫 会長は、朝鮮族職員の離職ばかり責めるのではなく、韓国人自らの問題点も考えてみなけ ればならないし、確かなビジョンと企業文化を知らせ、使命感を植え付けてやれば、韓国人と朝鮮族の 矛盾や摩擦も最大限減らすことができると述べた。 朝鮮族も韓国人の肯定的な面をもっとしっかり見て、 職場を簡単に変えず、難しい事を避けず、技術や専門分野の機能を学んで生存能力を育てることを希望し た。 北京ウピョンコンサルティング・金テウク理事長は、経済の脈をなくした韓国人と朝鮮族間の単純な和合 は希望でしかなく、存在もせず、まず経済の大動脈を形成して経済の先循環が成り立たなければならな いという。 現在、お金が他民族に流れる現象が目に付き、互恵の原則のもとに朝鮮族と韓国人企業家間 の協力で経済実力を進めればこそ和合と共生も可能だと力説した。天津イランド貿易有限公司の金ラン ファ理事長は、朝鮮族と韓国人間の矛盾の発端が通訳から始まったことが多いと言い、朝鮮族通訳の資 質の向上を第一の課題だと指摘した。 朝鮮族の通訳が韓国人や漢族パートナーの意思をまともに伝達 することができず、双方に被害を被らせる事例を挙げながら、朝鮮族社会全般でこの問題を正視するこ とを促した。 上記の見解で見られるように、これからは首都圏地域の朝鮮族と韓国人の知識人の間に不 信の壁を崩して相互に尊重し、相互に信任して相互協力しなければならないという共通認識が形成され ている。 朝鮮族と韓国人の間に同胞意識、パートナー意識が拡散しており、自省の声が高まる位、首都 圏ハンギョレ社会和合と共生の見込みも明るいだろう。

(黒龍江新聞 2005年10月21日)
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