［経済］ 東寧ポルタフカ互市貿易区開業式を開催
去る 18日、東寧県政府の主催で東寧県三岔口鎮で、大規模な東寧県ポルタフカ貿易区の開業式が開か
れた。 今度の開業式に中国側から東寧県・陳殿運書記を含む県の幹部たちと黒龍江省政治協商会・
具ヤンウム副主席及び黒龍江省商務庁・沈庁長、牡丹江市政府、綏芬河市政府代表団が参加し、
ロシア側からはロシア大統領沿海州新旧全権代表、ウスリースク行政長官、駐中ロシア大使、駐中
瀋陽ロシア領事を含む代表団 1000人余りが参加した。 それ以外にポルタフカ貿易区の商人及び全国各地
から来た貿易商そして東寧現地にいる人々が殺到し、 4万名余の人波が互市貿易区に集まり、開業式は
大盛況となった。 また中国メディアの取材陣たちとロシアメディアの大挙参加でポルタフカ互市貿易区
開業式の広報にも大きな効果を見せた。
開場式に先立って中国側の現代舞踊と伝統踊り及びロシアの伝統的な舞踊と歌で開業式に群がって来た
人々に楽しいひとときを提供した。 開業式で互市貿易区トゥン・ソチョン董事長は、ポルタフカ貿易区は
中露国境線で最大規模の貿易区で、‘一区両国、封閉運営、境内管外、自由貿易’の新しい運営モデ
ルを取り入れ、貿易区の機能がまったく新型の国際商業貿易中心であり、入住者が 5000戸余りになり、
総投資額は 115億元、1期工事が既に仕上げ段階になっており、成功裏の開業が実現したと紹介した。
今後、東寧ポルタフカ貿易区を中国で最大の対ロシア卸売中心地に育成するという雄大な抱負も明らか
にした。
東寧県・陳殿運書記は東寧ポルタフカ貿易区の成功のカギは、ロシア商人たちの大挙誘致にあるとして、
そのために東寧県では中央と省政府に多くの努力を傾けており、近い将来に東寧ポルタフカ互市貿易区が
政策的に最も優遇される国境貿易区に抜擢されるものと見通した。 特に関心事である貿易区内査証発給
の免除、及び対ロシア商人たちの互市貿易区進出時の 3000元以下商品携帯に対して関税免除をする特恵
もあると述べた。 また互市貿易区の商人たちに過去の教訓を忘れずにロシア商人たちとの貿易で信用と
信頼に立って交易することを訴えた。 ロシア・ウスリースク長官は、まず中国東寧県政府がこのような
席を用意してくれたことに対して感謝を示し、過去、ロシア商人たちが主に綏芬河を通じる商品購入が
成立していたが、現在は互市貿易区の設立で対ロシア商人の東寧ポルタフカ貿易区商品購入ブームが近
いうちに起こるはずだと延べ、今後の相互協力、信頼と信用でポルタフカ貿易区内で新しいビジネスチ
ャンスを作って行くことを希望した。 今度の開業式に三星デジタル写真機、クック炊飯器、レノマ、起
亜自動車など韓国商品も大挙展示され、中露貿易区にも韓流の新しい熱気も実感することができた。
（黒龍江新聞 キム・ドンパ記者 ２００５年１０月２０日）
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