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[経済] 鉄力市吉松村、株式制農業で大豊作を実現

鉄力市 年豊朝鮮族郷 吉松村では最近、労動力の流出により農家を単位とする農業が難しい実情を勘案、 今年、新しいシステムである株式制農業を実施し、大豊作を実現した。

157世帯に人口が 557名の吉松村は、現在 247人が外国や沿海都市に流出しており、残っている村民は農家 を単位として農業をするのが難しくなった。 こんな実情を勘案した村指導部では昨年末、上級部門の積極的な 支援の下に村民を積極動員、自発の原則のもとに農家から土地を株式で出し、三つの農家ではしめて 40万元 を株式で出し、また上級の資金 40万元を獲得して大型コンバイン 2台、田植機 10台、韓国産収穫機などの農 機械を取り揃えて株式制農場を設立した。 この村の金ジョンス支部書記が直接農場長を引き受け、農場経営方 針を細密に作成して機械取扱者、田の水管理員そして収益分配方案まで細密に決めた。初春から株式制農場 では今年の気候が良かったことと当地の実情に相応しく種子を選択し、季節に応じて管理と経営を適切に行なっ たことから、稀に見る豊作を実現、1ヘクタール当り 8500kgの収穫を見通している。吉松村の株式制農場では今 秋、早めに手を打って急いで秋の収穫を進行、国慶節期間までにしめて 2万 5000斤の新米をkg当たり 6元ずつ で市場に売り、大きな収入を得た。簡単な推算によれば、吉松村株式制農場の一人当たりの稲作収入は 6700元 以上に達するという。

今年、株式制農場で利益を挙げた村民たちは、始めは半信半疑だったものの、今ではそんな気持は綺麗に払拭 してしまった。 株式制農場の責任者である金ジョンス村支部書記は、今年、株式制農場で得た経験に基いて、収 入を拡大再生産に投入、 翌年は田植え機 10台、収穫機 10台を追加購入して、なおいっそう規模を拡大するつも りだ。 今年、株式制農場では収入の一部を村の合作医療費、 衛生費、道路修理費など公益性事業と老年協会 の経費として支払う。  

(黒龍江新聞 リ・デム記者 2005年10月17日)
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