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[社会] 光復60周年記念、韓中連帯‘輝かしい抗日闘争史’照明


▲韓国と中国の歴史学者が去る 14日、中国上海・復旦大学で韓国光復 60周年及び中国抗日戦争勝 利 60周年記念学術大会を開いている。

韓国の光復 60周年と中国の抗日戦争勝利 60周年を迎え、韓・中の歴史学者が中国で意味ある学術 大会を開いた。 去る 13〜15日、韓国近現代史学会(会長チャン・ソクフン国民大教授)と中国復旦 大学歴史学系アジア研究センター(主任ウ・ジンピン教授) の共同主催で、上海復旦大学で開催され た韓国光復 60周年及び中国抗日戦争 60周年記念国際学術大会。 20世紀全般の前半、帝国主義の侵略 に対抗して戦った韓・中両国の抗日連帯闘争の実際と歴史性を究明するために開かれた今度の大会では、 韓国人学者 11人、中国人学者 13人が主題発表を行った。 主題は ‘韓・中連帯の抗日革命運動と 革命家たち’。

特にこの席では中国革命運動に参加したという理由で学界で正当に扱われない韓国の独立運動家や、 最近韓国政府から叙勲を受けた左派系列の抗日活動家たちが集中的に照明され、注目を集めた。

東国大・韓チョルホ教授は ‘広東コミューンと金山’という発表文で、去る 8月に遅れ馳せながら 建国勲章愛国章に追叙された金山(本名・張至楽、1905〜1938)の広東コミューン活動を重点的に紹介した。

広東コミューンは抗日闘争に参加した中国共産党南方局広州委員会が広東にソビエト政権を樹立した事件。 韓教授は発表で “当時、中国広州居住の韓国人の大部分が広東コミューンに参加し、特に中山医科大 学に通ってコミューンに参加した金山は、戦闘兵・通訳官としてだけではなく医療兵としても活発な活 動をした”と明らかにした。 韓教授は “中国は社会主義政府樹立以後、広東一揆の現場に ‘中朝人 民血誼亭’という記念亭を建てて金山を含む韓国人の活躍の姿を記念している”とし、広東コミューン を韓・中間の友好関係をはかった歴史的事例であると指摘した。

今年、金山とともに叙勲を受けた韓偉健(一名・李鉄夫、1896〜1937)の抗日闘争を考察したチャン・ キュシク博士(ソウル市立大)は、 “3・1学生運動の企画者、新幹会の活動家であり理論家だった韓偉 健は 1928年上海へ亡命した後、中国革命過程に参加していわゆる ‘鉄夫路線’を通じて中国共産党指 導部の左傾冒険主義を批判するほどに明らかな足跡を残した朝鮮人だった”とし、 “韓国の民族解放 運動と中国の革命を大衆的反帝抗日闘争を媒介として編み出した中国共産党の大物”と評価した。

中国人で韓国の独立運動を研究している孫ヨムホン弘益大教授は、父・金キチャン、兄・金スンホ・ ヨンホ、弟・金サンホとともに五人の父子が中国で抗日革命運動に参加した周文彬(本名・金ソンホ、 1908〜1944)を発掘, 紹介した。 平北義州出身である周文彬は 7歳の頃、家族に付いて中国に渡った 後、社会主義思想を受け入れ、1920年代中盤、共産主義者になった。 以後高等学校を終える前に中国 共産党の指示で‘周文彬’に改名、唐山・冀東・天津等で抗日運動を主導した。36歳の年にて日本軍 の攻撃を受けて犠牲になった。 朝鮮の愛国青年から中国の革命家に切り替わる過程を明らかにした孫 教授は、周文彬を河北省一帯で抗日闘争を主導した ‘インターナショナリズム戦士’と位置づけた。


▲中国革命に参加した韓国人抗日活動家。 左側から金山、周文彬、韓偉健、柳子明、朱徳海。

これ以外にソウル市立大・廉インホ教授が中国東北地域で抗日闘争を展開して後に延辺朝鮮族自治 州主席になった朱徳海(1911〜72)が文化大革命の最中に犠牲になった過程を暴き、韓サンド建国大教 授は朝鮮義勇隊指導委員で中国管内地域(万里長城以南) の韓人独立運動を指導し、光復後、中国人農 学者に変身した柳子明(1894〜1985)の抗日闘争を発表した。

今度の学術大会ではこれ以外に李斗山(1896〜?)、金朋濬(1888〜?) など臨時政府系列で活動した独立 運動家と東北抗日連軍に属して韓国の独立運動を支援した中国人・周保中(1902〜64)の抗日闘争が初め て発表されたりした。 近現代史学会チャン・ソクフン会長は “抗日革命期に日帝という ‘共通の敵’の前で連帯抗日闘争をした韓・中両民族の経験は、貴重な歴史的実体”として、 “韓・中連帯に深い軌跡を残した人物を照明する作業は、独立運動の研究だけではなく北東アジア の平和定着にも大きく寄与する”と述べた。

(京郷新聞 チョウ・ウンチャン記者 2005年10月17日)
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