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[社会] 中国産キムチ、鉛汚染が深刻−韓国

韓国式食堂の半分が使用

健康に有害な重金属である鉛が多量に含有された中国産キムチが、私たちの食卓を占領している ことが明らかになった。 国会保健福祉委員会・高京華議員(ハンナラ党)は 25日、国政監査資料でインターネットを通じて販 売されている中国産キムチ 10種を検査した結果、これらの業者キムチの平均鉛検出量が 0.302ppmで、 国産キムチの平均である 0.11ppmより 3倍程高く、 最大値をつけた中国産 K業者(0.57ppm)と A業者(0.51ppm)に 比べれば 5倍も差があったと主張した。

特にソウルと京畿地域の韓食業店 2ヶ所のうち 1ヶ所は中国産キムチをお客に出しており、富裕層の町として知ら れたソウル瑞草区は 10ヶ所のうち 9ヶ所近くが中国産キムチを使うことが判り、警戒心を呼んでいる。

農林部によると去る 8月、韓国飲食業中央会に依頼してソウル・京畿地域韓食業店 7万9311ヶ所を対象にキムチ の使用実態を調査した結果、 3万9663軒(50.0%)の店が中国産キムチを使っている。 このうちソウル地域は 3万9 803軒の店のうち 59.9%、京畿は 3万9508軒のうち 40.1%がそれぞれ中国キムチを提供している。 ソウル地域は 瑞草区が 88.5%で中国産キムチの使用率が一番高く、続いて麻浦区(86.6%)、 衿川区(77.3%)、 龍山区(76.3%) などの順序だった。 京畿地域は華城市(88.8%)、 安養市東安区(88.4%)と湾岸区(87.0%)、水原市長安区(86.2% )、 龍仁市(81.4%) などで、中国産キムチの使用率が非常に高かった。

中国産キムチの輸入量は 2001年まででも 393トンに過ぎなかったが、 02年 1051トン、 03年 2万8700トン、 04年 7万2600トン などと毎年増えており、今年も上半期(1〜6月)だけで 4万9846トンが輸入された。

(世界日報 パク・ジョンフン記者 2005年9月25日)
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