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[教育] 村民メンバーで民族教育の陣地を固守


▲ 村指導部の構成員が随時に学校を尋ね、問題を解決しながら関心を集めている。

渤海鎮朝鮮族小学校 “私たち朝鮮族教育がいくら厳しい状況になっても、学校の崩壊が私たちの 渤海鎮朝鮮族小学校では発生しないようにしてください"これはさまざまな原因で渤海朝鮮族中学校 が寧安県朝鮮族中学校と統合した後、渤海鎮上京村・宋チュングク支部書記が言ったことだ。

1936年に建立された渤海鎮朝鮮族小学校は、90年代初期まででも何百名かの学生を持ち、毎年 70〜80 人の小学生たちを中学校へ送り込んだ黒龍江の朝鮮族小学校では名のある学校だ。 しかし近年になっ ては、朝鮮族人口の流出、計画出産、資金難による学校設備更新の停止状態、若い教員たちの流出など、 一連の原因で学生の供給源が大幅に減り、民族教育が危機に直面するようになった。 特に今回、やむを 得ず迎えた渤海鎮朝鮮族中学校と寧安県朝鮮族中学校の統合で、少なからぬ幼稚園児童や学生たちが漢族 の幼稚園、学校に転校し、渤海鎮朝鮮族小学校に直接的な影響を及ぼすようになった。 この胸の痛む事情 を見守った宋チュングク支部書記、金ソンジン村長を含む上京村党支部では、 “我が民族が漢族に同化 されたくなければ、朝鮮族小学校というこの民族教育の陣地を守らなければならず、まず漢族学校に比 べた、教育設備、教諭環境が優越していなければならない"と学校の修復を始めた。 彼らは幼稚園の子供 たちが、冬は寒く夏は暑い教室で厳しい中で過ごしているのを見て、夏休みの間、教室を暖かいオンドル 部屋に直してくれた。そして幼稚園に 22個の新しい机も買ってくれた。 宋支部書記は、仕事が多忙な中 にも学校に出て、幼稚園運動場に出て砂を撒いてくれたし、金ソンジン村長は学校で難しい事があれば どんなことでも言ってくれと言いながら、老人協会を動員して学校の垣根の周りの草も抜いてくれた。 上京村村民であるソン・ジャリョン氏も “私たちの学校は私たちが活かさなければならない"として、 学校の隅々を見回り、破損した箇所があれば万事を差し置いて修理してくれた。 この外に水村の リュウ・ギョンウン支部書記、江東村の李ドンラン支部書記を含む多くの兄弟村からも、たとえ学校から 遠く離れていても、随時に学校の呼びかけに率先して応じた。

今、渤海朝鮮族小学校は、困難が山積してはいるものの、民族教育に対する多くの朝鮮族村の熱い関心と 全教職員たちの熱誠により、民族教育の陣地をしっかりと守っている。

(黒龍江新聞 オ・ジョンヒ記者 2005年9月19日)
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