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[経済] 韓国食品、中国人の嗜好を掴む

農心、ロッテ製果などで認知度高める
'韓流ブーム' 、韓国食品消費に '順風'


最近の何年間か、韓国で売上げの限界に直面した大型食品業者が中国市場に続々と進出している中、これらの企業が 中国で期待以上の成績を挙げている。看板業者である農心、ロッテ製果、オリオンなどは既に中国市場内のブランドと しての認知度をはっきりと固めた。

1989年、中国が開放される前、シンガポール、中国香港を通じて間接的に輸出はして来たロッテ製果は、今年上半期に 4900 万ドル分の現地販売及び輸出を記録する実績をあげた。特にロッテガムは今年上半期、中国現地で 3600万ドル分を販売し、 去年 の1300万ドルの 3倍に近い実績をあげた。 ロッテ製果のこのような成長は、主力製品であるジャイルリトル(キシリト ール)の成長とともに、去る 1994年、中国現地法人であるロッテ(中国)食品有限公司と去る 4月、山東省青島錦湖食品有限 公司を引き受ける対中国販売戦略が的中したからだ。

中国の消費者に韓国人の辛い味を紹介した農心辛ラーメンも合格点を受けた。 農心は今年上半期、前年比 27.5% 成長の 2180万ドルの販売額を果たすなど、韓国業者たちに多くの教訓を示唆した。 中国の消費者の味の好みに合わせたのではなく、 韓国の辛い味にそのまま拘る差別化戦略、及び大都市中産層を対象として最高の価格で勝負したのが成功の鍵だった。 去る 1993年、中国市場に進出したチョコパイの神話を創造したオリオンは去年、 6600万ドルの販売額を記録した。 前年比 25%も新たに増加した数値だ。 今年 7500万ドルの販売額を目標に去年 11月から営業を始めたザイルリトルガムは、一ヶ月で 800万ドルの販売額をあげるなど、中国現地のガム市場で注目を集めている。 オリオンはまた最近、オリオンスナック株式会社 を設立、現地法人を通じてポカチップ、スウィングチップを上市するなど、スナック市場で第2のチョコパイ神話を狙っている。 このように韓国業者が中国市場で余勢を駆って勝つと、最近になってクラウン製菓、プルムウォン、トレジュール、東遠 F&B なども勝算ありげに韓国の味で勝負に出た。 去年 9月パリバゲットが上海に進出し、現在 7号店まで開業したのに続き、最近 CJトレジュールも北京市場に本格的に進出した。 しかし巨大な中国市場の生理が分からない一部の食品業者は失敗の憂目に 会った。

中国の食品市場は年平均 10〜14%の成長率を見せており、現在、世界最高の市場に指折り数えられているが、外国系企業等の相 次ぐ進出により、競争がどこよりも熾烈だからである。 去る 1997年、肉類加工食資材で中国に進出した CJは、飲料事業で業容 を拡張したものの、失敗した。 2000年以後、大々的な構造調整とともに肉類加工、調味料事業に集中投資しながら少しずつ回復 傾向を見せているが、まだ安定軌道に乗れていない状態だ。 CJは去年、 300億ウォンの販売額を記録し、今年に入って北京と 東北3省を中心に選択と集中戦略を広げている。 今年、 450億ウォンの販売額を期待している。 一方、韓流ブームが中国人の 韓国食品消費を盛り上げる役目をしている。 AT(農水産物流通会社)が去る 6〜7月に北京と上海地域の消費者 518人を対象に行 ったアンケート調査の結果によれば、応答者の 64.1%が、韓流ブームが韓国食品消費に影響を及ぼすと答え、韓流ブームが中国 への輸出に大きく寄与していることが伺われた。

(黒龍江新聞 2005年9月16日)
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