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[経済] 琿春、羅津港の開発経営権を獲得

北朝鮮・元汀−羅津道路の無償建設で

延辺朝鮮族自治州琿春市が北朝鮮の元汀(中国琿春市圏河通商口の向い側)から羅津港までの道路を 無償で建設する見返りに、運営権を所有することとなり、これにより羅津港の開発建設と使用権、経営権を 取得することとなった。

双方の交渉を通じ、北朝鮮側では中国琿春市に羅津港波止場の 50年間の単独使用 権と経営権を与えることとし、5〜10平方kmの土地を琿春市の工業団地として使うことを承諾した。 そして中国から輸出した製品が北朝鮮を経て再び中国に輸入される場合、通関友好恵沢政策を実施し、中 国国内貿易として検査を免除する事とした。北朝鮮中央政府はこのプロジェクトのために専門投資貿易協定 を制定することに同意した。

吉林省政府は '北朝鮮を経由して中国東南沿海港に至る陸海共同運輸に関す る申請書'を既に批准した状態で、中国交通部と税関の正式批准も得た。 この措置が実施されれば、中国側 で琿春市から北朝鮮の元汀里−羅津港利用権、すなわち道路−港−開発区の一体化が稼動するため、物流 が加速されると同時にさまざまな障害が少なくなり、このコースが将来、対韓国、対日本の輸出入貿易の急成 長の波に乗る見込みだと関係者たちは説明している。

同時にこのコースの円滑な疎通は、東辺道鉄道幹線の建設及び開通とともに重要な交通運輸コースになる見 込みだ。東辺道鉄道幹線は東北3省の40の県と市を経由し、 22万平方kmの大地を結ぶことになるが、沿線に は 1800万人余りが住んでいる。 この絶好の機会を利用して琿春市の関係者たちは、まず図們−琿春−長嶺 子鉄道を東辺道鉄道幹線に併合させ、今まで正式には使うことができなかったこの鉄道を復活させようと企画し ており、この鉄道の本当の復活のために琿春市では中国の鉄道関係部門と北朝鮮、ロシアとの交渉を続けているという。

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2005年9月15日)
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