［社会］ 中国人の船舶利用による韓国入国時、ビザ不要に
韓国法務部は 31日、来る 9月26日から韓中カーフェリー船舶を利用する中国人のうち、一定の要件を
備えた人に対して、月 4回を限度としてビザなしの入国を認めることにしたと明らかにした。
ビザなし入国の対象者は、ここ 1年以内に二度以上船舶を利用して入国した事実があり、船舶出航地
が属する省に住所を置いて 6ヶ月以上居住した事実があり、決まった職業があり、過去に不法滞留など
の法令違反の事実がない人々だ。この要件に当たる中国人が恩恵を受けるためには、韓国から中国に出
国する前に管轄出入国管理事務所長から ‘複数ノービザ入国対象者’であることを旅券にて確認してもらっ
てから出国しなければならない。
この制度は 6ヶ月間、仁川、平沢、群山港の韓中路線で試験的に運営した後、不法滞留などの問題が発生し
なければ引き続き施行する予定だ。 韓国法務部は "主に船舶を利用する中国沿海地域の貿易商など、韓国
に頻繁に出入りする中国人が毎度入国の毎にビザを取得しなければならない不便が解消されることになる。
地域経済の発展に寄与するのはもちろん、中国人観光客の誘致拡大で観光産業の活性化にも寄与するだろう"と展望した。
（黒龍江新聞 ２００５年９月２日）
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