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[社会] "韓国政府、朝鮮族不法滞留者の預金を差押え" 怪情報飛び交う

最近、国内滞在中の朝鮮族の間に、韓国政府が不法滞留者の預金を差し押えするようだという怪情報が流れ、 突然の取り付け騒ぎが起こっている。

自営業者の金さんは最近、朝鮮族の従業員から緊急の依頼を受けた。 韓国政府が朝鮮族同胞の銀行口座を追跡し、 お金を差し押えしようとしているので、通帳名義だけ貸してもらうことはできないかというのだ。

実際、今月 31日に迫った不法滞留者の自発的申告期限を控え、来月から政府が不法滞留者の預金を差し押えするという 噂は朝鮮族同胞に広く拡大している。

このため、ソウル九老区や安山市など朝鮮族同胞の密集地域の銀行は、噂の事実如何についての問い合わせ電話で業務が麻痺しそうだ。 外換銀行大林駅支店の徐テフン支店長は "去る日曜日から口座を解約したり、噂の真否を問う電話が沢山かかって来た"と述べた。

しかし関連部処はデマに過ぎないと一蹴する。不法滞留者といっても、彼らのお金を押収できる法的根拠がないからだ。 出入国管理局の李ミンヒ局長は "お金を押収する関連根拠もないので、流言と思ってくれればよい"と説明した。 専門家たちはこのような怪情報騒ぎが、政府の強い取り締りに対する不安感のためだと指摘する。 外国人労動者協議会の権オヒョン幹事は "こんなデマは数え切れない。 人々が不安感に苦しめば、普段は信じなかった 言葉にも簡単に騙されるのではないか"と政府当局の外国人労動政策を指摘した。

自発的出国期限を目前にした不法滞留者たちは、一日一日を怪情報の中で薄氷を踏むような思いでに生きている。   

(ノーカットニュース キム・チュンホ記者 2005年8月27日)
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