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[社会] 政府関連団体、中国居住慰安婦の韓国籍回復を推進(韓国)

女性部と韓国挺身隊研究所 第2次大戦当時、日本軍 ‘慰安婦’として中国に連行されて行き、光復 60周年に なっても故国の土を踏むことができないまま暮している 9人の被害女性に対する国籍回復事業を推進中である ことが明らかになった。女性部によって居住地と生存が確認された人々 9人の女性名簿は、外交部を通じて 管轄領事館に通報され、法務省などの関係政府は早急に彼らの国籍回復手続きを論議する予定だ。

女性部権益増進局関係者は 16日、 “先月、中国出張を通じて慰安婦のお婆さん 9人の所在を確認し、彼らの 国籍回復のために関係省庁と協議して行く”と述べた。

9人のお婆さんたちは 1931年 11月、日本関東軍が立てた最初の慰安所である ‘大一沙龍’ など上海、武漢、 満州など中国東北地域の日本軍駐屯地に連行され行き、慰安婦生活をした。 朝鮮族居住地に泊まったり、中 国人と結婚して現地に残るようになった人々は、北朝鮮または中国国籍にて暮して来た。 日帝支配下強制動員 の真相糾明委員会カン・ジョンスク委員は、 “北朝鮮出身もいたが、中国で暮すために北朝鮮国籍を取得するし かなかった人々もいる”として、 “解放以後、帰国手段を求めることができなかったり、慰安婦生活をしたというこ とが知られるのではないかと心配で帰国をあきらめてしまった人々がかなり多い”と明らかにした。 在中国韓国 人日本軍慰安婦の全体規模と生存者現況は把握されておらず、挺身隊研究所の現地調査によって少しずつ輪郭 が現われている情況だ。

1942年、釜山でお使いに出てから白昼に日本軍に連行されて行き、中国延辺地域 29部隊で慰安婦生活をしてから 2000年に帰国した李オクスン(78)さんは “一緒に連行されて行ったお姉さんたちがバラバラに散らばって、どこにい るのか全然分からない”と、中国内韓国人慰安婦の実際を明らかにした。 このお婆さんは当時、日本軍部隊に連行 され、強制的に創氏改名にあった慰安婦女性たちが多く、記録が出ても把握しにくいと付け加えた。

在中韓国人慰安婦問題が出て来たきっかけは、去年 5月、中国上海に住む慰安婦・朴ウドク(87)さんが北朝鮮国籍 から韓国国籍を回復して以来。 朴さんは 1934年、日本軍慰安婦として連行されて行き、解放の後、北朝鮮国籍で暮 して来たが、去年 5月、韓国政府から国籍を回復した後、同年 7月から毎月 64万ウォンの生活支援金を受けている。 女性部は今度確認された追加生存者に対する国籍回復が早期に行なわれる場合、年内に帰国推進と生計支援が できるものと見ている。

挺身隊研究所の関係者は “被害者にも言葉すら一度もまともに出来ず、苦痛の中に暮して来たお婆さんたちのため に事業を進めている”として、 “中国の外にもサハリンへ渡った被害女性が多いもので見て調査を拡大する予定”と述べた。   

(国民日報 チョン・ドンクォン、カン・ジュング記者 2005年8月16日)
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