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[社会] 上海 龍柏地域 紫藤路、コリアタウンとして浮上

上海市 龍柏地域の紫藤路に入った 34軒の食堂のうち、コリアンが経営する 26軒の韓国料理店が営業中だ。

2003年 6月、狗肉専門業として紫藤路で飲食店を始めた ‘自由食堂'は堂々たる 1号店だった。 ここ 2年間で入居した サービス業者はおおよそ 46軒、生活の中に必要なすべての施設が揃った。某韓国料理店社長は一日に紫藤路を通る車が おおよそ 2000台余りを越えると語った。

閔行区外環内に位置した龍柏地域に位置した紫藤路は上海では特に目立たない一般通りだ。 しかしこの龍柏地域に朝鮮族 と韓国人が約 2万名ほど密集していて、現在は瀋陽の西塔とそっくりな上海コリアンタウンに位置づけられた。

ぎっしりと埋め尽くした34軒の食堂がお互いにイメージ次元で自分の独特の食べ物で一日の疲れを解消し、夜の生活を 楽しむ人々にネオンサインの明りで、窓の外に付けた写真メニューで、特色を誇っている。 午前から午後 4時までは食堂 でお客をほとんど見ることができない状況だが、 6時を鳴らす退勤ベルの音とともに日が西山にかかる直前、紫藤街の燈が 一つ二つ道を明るくし始める。 この時には夕方のお客を迎えるため、食堂は万端の準備を整えてコマのように活動し始める。 始終クラクション音で騒々しく人跡ものしずかだった通りには人々が集まり始める。 自由食堂専門狗肉店、サムギョプサル、 長白山補身湯、チョンハクドンムク、ミミサ延辺専門料理、ソルロンタン、ジャージャーメン... 自分の趣向に適当な食堂を 選び、腰を据えてコリアンタウンの食べ物文化を楽しむ。 紫藤路の全長は約 500メートルほどである。短い距離ではあ るが、ここには韓国料理店だけでも 26軒があり、漢族の食べ物の特色である台湾料理、餃子屋なども一緒に立っている。 また食堂の外にカラオケ、美容室、 パン屋、 学院、 マッサージなどもあり、食堂業に劣らず韓国人、朝鮮族たちを相手に 客引きをしている。

紫藤路が上海コリアタウンになるまでは、時間はあまりかからなかった。ここに位置づいた 1号食堂は去る 2003年 6月に 開業した補身湯専門業者の ‘自由食堂'であった。 李ヒスクは “紫藤路で食堂業を始めてから、およそ 2年が経つが、 開業時の景気状況については大いに心配だった”として、 “現在は何らの心配もなしに営業に励んでおり、予想外に こんなに多くの飲食店が先を争って腰を据えることになるとは思いもよらなかった”と語った。 普段 ‘自由食堂' の 得意先たちは大部分韓国人で、 70%以上を占めた。 この後に続いてグッドフレンド、新羅苑などの韓国料理店が次々と 開業し、4ヶ月の間に約 10軒の食堂が開業した。 しかし今は店が出来たり消えたりを繰り返しており、最近には 26軒の 食堂が出来た。ここの韓国料理店は特に週末に予約なしに入ると、1、2時間待たなければ座れない。 特にサムボクチョル 補身湯、屋台鳥肉料里、釜蓋サムギョプサル、ソルロンタン、手作り寒天などは美味しいとの評判が高い。

紫藤路が急に顔が売れ始めたのは、今年 4月に拡張されたからだ。 元々は食堂が 200メートルの距離をぎっしりと埋め つくしていたが、現在は約 100メートルの距離を追加し、少なからぬ企業等が猫も杓子も装飾に余念がない。たった今、 装飾を終えてお客さんたちを迎えるある飲食店の社長は “この短い距離にこんなに多くの韓国店が入るとは夢にも考 えられなかった"と述べた。

現在、上海浦東地域に居住している韓国人、朝鮮族は、紫藤路なら知らない人はほとんどいない。 特に上海のタクシー運転手 たちは誰でもがこの通りを知っている。 コリアンタウンの食べ物文化を求めて、蘇州、杭州など、他地域からの出張者も 紫藤路に尋ねて来る。 不完全な統計によると一日の流動人口は 6000人余り、 飲食店を尋ねて来るお客さんは 4000人余り、 駐車車両は 40〜50台に達すると言う。   

(黒龍江新聞 テ・ソンイル記者 2005年8月9日)
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