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[教育] 朝鮮語教育、強みも困難も併存

吉林省朝鮮語学会学術セミナー、長春で

"吉林省朝鮮語学会第6回会員大会及び第10回学術セミナー”が 8月 1日、長春の大華飯店であった。

会合では、小中学校教諭の言語問題、朝鮮語文の授業に関連する問題を巡り、学術討論を進めたが、 会員 50人余りが参加してさまざまな論文 29編にて交流した。

小さな班に分けて進められた論文発表会では、現在、二重言語の使用における朝鮮語と漢語の優先順位 の問題、標準的で規範化した授業言語使用の大切さ、朝鮮語言論誌での自国語使用、小学校の朝鮮語文 新編教材の難易度と分量などの問題を巡って討論が熱く進められた。

朝鮮族として自分の民族語が分かることが強みであるという点では、会議参加者たちは専ら口をそろえて 言いながらも、散在地域で家庭、学校の言語環境の影響、朝鮮語文の教員が不足しているなどの原因で 朝鮮語の指導が難しい点も提起された。

論文評議決と社会中学組で、延辺州語文事業委員会・李ヨンスンの “文法的多義文の類型とその特性”、 長春市朝鮮族中学校・黄オクラン教員の “発見式教授法の 4段階” など 2編が 1等賞を、小学組では長春 市寛城区朝鮮族小学校・辛ジョンジャ教員、崔ジョンスン教員の論文を含む 7編が 1等賞に選ばれた。

金ソンチュン常務副理事長が司会した会議では、吉林省語学会第6期理事会を新たに選挙した。

まず語学会第5期・李ヨンソプ理事長が本期学会の事業状況を総括した。

吉林省民族事務委員会・姜光子副主任が名誉理事長に推戴され、民族言語の大切さを強調して語学会に 対する期待を込めた演説をした。

吉林新聞社の南永前社長が第6期理事長に当選した。 彼は演説で “民族は文化の概念であり、単純な血統の 概念ではない”という観点から始め、一民族の言語と文字は民族の霊魂であると強調した。   

(吉林新聞 キム・ジョンハム記者 2005年8月4日)
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