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[社会] 朝鮮族の大学生は夏休みをどう過ごしているか

言語の強みを利用したバイトが大きな比重


▲ 山岳活動に参加した朝鮮族の大学生 (資料写真)

夏休みが既に始まったが、ハルピン市の各大学を見回れば、学校の運動場や教室は思ったほど閑散 としていないだけではなく、やはり少なからぬ大学生の姿が見える。

朝鮮族の大学生たちはこの夏休みをどう過ごしているのかについて知りたくなり、何人かの在ハルピン朝 鮮族の大学生を尋ねて彼らの休みの生活を調べた。

休みは好きでもあり嫌いでもあります

学習生活をしばらく休むことになるこの夏休みが好きかと言う問いに、ハルピン商業大学の何人かの学生た ちは、授業がなくて自由時間が多く、やりたいことが出来るので良くはあるが、一方で悪いこともあると答えた。 休みが嫌だという理由には、休みは大学を去らなければならない時まであまり残っていないことを実感させ、 就職等進路の圧力が実感されるようになるので嫌いだ、また現在朝鮮族社会の都会化という変化により、 故郷に帰っても友達があまりいなくて休みが退屈で嫌いだと語った。

朝鮮族大学生の 60%が 帰郷選択

ハルピンの大学には、朝鮮族の大学生が 1000人ほどで、記者の概略的な調査によれば 60%の 朝鮮族大 学生はこの夏休みに帰郷を選択した。 帰郷を選択した理由としては、彼らは休みにハルピンでバイトをして稼いだ お金は一ヶ月間の消費だけでほとんど使い切ってしまうので、お金儲けなどせずに家で自由に過ごすほうがマシ と言った。 このような理由でバイトを断って帰郷する大学生たちがいるかと思えば、バイト先を捜すことができなく て帰る友人もいた。

バイトは翻訳、通訳が人気

朝鮮族の大学生たちが携わるバイトの種類を見れば、言語的な強みを利用したバイトが大きなパーセンテージを占めた。

朝鮮族が占める言語の強みには、朝鮮語だけではなく日本語もあり、朝鮮族の大学生たちの携わるバイトは 90% が言語と係わっている、とハルピン工程大学・朴ウン(建築工程学院工程力学学科 3年生)さんは述べた。 朴ウ ンさん自身も言語の強みで翻訳バイトをしており、彼は 9月 20日〜26日の間開かれるハルピン世界名犬博覧会 で韓国側の名犬関連業者との連絡を担当していた。 朝鮮族のもう一つの言語的強みである日本語においても、 黒龍江東方学院の金チュンヘ(日本語学部 2年生)さんは、自分の専攻をいかしてハルピン市のある中学校で学生 たちに日本語を教えた。 それ以外に朝鮮族の学生たちは各種の書類翻訳、通訳等のバイトをしていた。

このように言語的強みを発揮した種類のバイトをするだけではなく、ある朝鮮族学生たちは自分の特技で社会経 験をしていた。 ハルピン商業大学観光管理学部の金ソン(3年生)さんは、優れた撮影技術で休みを有効に余裕を もって過ごしていた。 何年か前からハルピンを含む東北の都市で開かれる体育行事をカメラに収め、ポータルサ イトに提供して来た金ソンさんは、今度の休みの間、ハルピンで進行される体育行事があまり多くないので、収入 を千元ほどと予想した。

運転免許証の取得が流行

最近何年全般大学街には校内で運転兔許証を取る望むことがおこっている. 調べたのによれば朝鮮足台学生た ちもこんな現象に同調しているところ今度夏休みに運転兔許証を取ろうとする学生たちが少なくなかった. ハルビン 商業大学徳強商業学院の朴クムランさん(3年生、財務管理学部)は、今度の夏休みの目標を運転免許証を取得 することと決め、商業大学の金さんも運転学校を探しているところだという。それ以外に何人かの学生たちも休み の間ではなくても大学を卒業する前に校内で運転免許証を取ろうと考えていた。 在学時代に校内で運転免許証を 取れば、費用が安くて訓練基地の条件が良く、免許証を取得するのが相対的に易しいからだという彼らは、 現在マイカーがないが、未来に備えてあらかじめ免許証を取っておくのだと打ち明けた。       

(黒龍江新聞 キム・ソンファ記者 2005年8月4日)
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