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［社会］　民主村の95世帯、別荘式アパートに入居 村全体の 99％の 農民、レンガの家で生活、去年の出稼ぎ収入332万元 延吉市 小営鎮 民主村の 95世帯が都市のアパートに劣らぬ別荘式アパートに入居して話題を集めている。 393世帯、1166人の人口を持つこの村の耕作地面積は 138.76ｈａに過ぎず、耕作地が世帯当たり 0.35ｈａしか 作れない。 たとえ都市から近くにあるといえども、耕作地面積が少なく道路の状況が悪く、単純な野菜栽培 だけでは貧困でから脱却することができなかった。そして 1985年まででもレンガ作りの家は乾燥室、牛小屋、 精米所などの家の資産であり、農民たちは建築後数十年、中には60年目になろうというみすぼらしい藁葺きで暮していた。 貧困から脱却しようとすると、まず道を作らなければならないと気付いたこの村の指導部は、 2000年と 2002年にそれぞれ 70万元と 40万元を投入して 2.7ｋｍと 1ｋｍの道路を整備した。 村ではまた、延吉市の 運輸部門と交渉して、村で土地を無償で出し、停留所を無償で作ってやる見返りに、都市の公共バスが村 まで入って来るようにした。 道が出来ると都市へ進出した農民たちの就業経路も広くなった。 特にビジネス 情報が速かに伝わるようになり、人々の視野が広くなった。 韓国、日本などへの海外出稼ぎに関する情報を手に入れたこの村の指導部は、農民たちにこの情報を積極的 に宣伝して出稼ぎ送り出しの事業所を斡旋してやった。また、生活が貧しい農民たちに決まった資金をまかな ったり担保をしてくれたりした。 村指導部のこのような努力で、海外出稼ぎの送り出しをしているか、出稼ぎに 出ている農民は 300人余りに達するが、世帯平均で一人が出稼ぎに出たことになる。海外出稼ぎは、農民たち の収入を大きく増大させ、この村の農民たちがここ一年だけでも出稼ぎで稼いだ金額は 332万元に達し、 村一人当りの収入が 4500元に達した。 農民たちは収入が高くなると生活の家から改造しはじめ、現在、この村の 99％に達する農民がレンガの家 で暮している。 今年、この村で別荘式アパート 95軒を建てたが、この村の村民が争ってこのアパートに入居した。 　　 （延辺日報　キム・ミョンソン記者　２００５年８月３日） Copyright(C) 朝鮮族ネット