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[文化] 映画監督としてデビューする朝鮮族ロック歌手・崔健

"音楽の力、色で見せたい"



朝鮮族 3世のロック歌手・崔健(43)が映画監督になる。

1986年 ‘北京世界平和の日’ 記念公演で ‘一無所有(何も持つものはない)’で注目された後、1989年天安門事件の当 時、デモ現場で歌が合唱され ‘北京民主化の花’と呼ばれた崔健監督。 彼はどうして映画監督に変身したのだろう? 10月 7日開幕する 第9回釜山国際映画祭の釜山プロモーションプラン(PPP・投資者連結プロジェクト)で、監督デビュー 作である ‘色をお見せ致します(Show You Colors)’の投資者を捜すために韓国へ来る彼を、電子メールインタビューで先に会った。

―ロック歌手が映画監督になったというのも珍しいことだが、しかも‘崔健監督’とは驚きだ。

“韓国でもよく知られた姜文監督と多くの作品に携わり、映画は常に近い対象だった。 姜監督の ‘北京のやつら’ (1993)に出演してロカルノ映画祭で特別賞を受け、2001年中国最高興行作である ‘私の兄弟姉妹’に出演したりした。 2000年 ‘鬼が来る’の映画音楽を私が担当した! どんな創作でも胸で悩む大変な作業という点では違うところはない。”

―‘色をお見せ致します’はどんな映画か。 映画を通じて何を語りたいか。

“一つの歌、二つの世代、三つの色、四つの話で構成されたミュージカル映画だ。 最近の中国の若者達が決して愚かでも 暴力的でもなく、音楽の中に潜在する力を持っているということを見せるつもりだ。 1970年代の北京、20代の二人の 若い男と一人の若い女の愛、熱情、そして裏切りを語る。70年代の話はクラシック音楽を背景に黒白で、30年後の彼らの 子孫たちの話はイエロー、赤、青の色合いで提示する予定だ。 これはロックンロール、ヒップホップ、ジャズという三種類 の音楽スタイルと相応する。”

―どんな理由で監督になろうと決心したのか?

“誰でもそうだろうが、良い映画を見るたびに映画を作りたいと思った。 特に音楽と調和を成すようにしたかった。 映画と歌は何かを語るという点で同じだ。 ただその方法が違うだけだろう。”

―それなら、ロック歌手としての崔健は引退したのか。. 四十を過ぎたということが何らかの影響を及ぼしたのか。

“私の心と音楽は常に 18歳だ。 私にロック音楽は人生を楽しむことと正しく暮すことを意味する。 私にロック歌手から の引退ということはあり得ない。”

―あなた映画がどんな役割を果たせば良いと思うか。

“この映画を見る観客が自分と映画の中の主人公の人生に対して考える機会を持ったら良いだろう。 一部の人々はロック 音楽に暴力的な要素が入っていると言うが、私はそれが元気で、建設的で、永遠の自由の源泉を追い求める力だと信じたい。”

(延辺通信 2004年9月29日)
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