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[文化] 12万瀋陽市朝鮮族同胞の和合と出会いの場

第10回瀋陽市朝鮮族民俗祝祭開催


▲瀋陽市朝鮮族民俗祝祭は、瀋陽地域12万名の同胞の和合の場、出会いの場となっている。
瀋陽市第10回朝鮮族民俗祝祭入場式の場面。

瀋陽市 12万の朝鮮族同胞の ‘団結、親善、和合’を見せ付けてくれる第10回瀋陽市朝鮮族民俗祝祭が 25日、 瀋陽市航空学院体育場で盛況裏に開催、我が民族の優良な伝統文化と一丸となって団結した力をこの地域に根深く植え付けた。

瀋陽市民族事務委員会、瀋陽市文化局、瀋陽市教育局で主催し、瀋陽市朝鮮族連誼会、瀋陽市朝鮮族文化芸術館、 瀋陽市朝鮮族老人協会で主管した今度の朝鮮族民俗祝祭は、瀋陽市朝鮮族企業家協会、瀋陽市朝鮮族教育協会、 瀋陽市朝鮮族粲飲協会の積極的な協賛で 13団体の 60チーム余りが参加してこれまでにない盛況を成した。

中央政府の東北老工業基地振興戦略に支えられ、東北 3省の経済ハブとして急浮上している瀋陽で、朝鮮族同胞は強い 凝集力とたゆまぬ努力で韓国企業投資誘致に大きな貢献をしたということもあり、今度の祭りには遼寧省人大民僑外委・ 張賢煥副主任、遼寧省民族事務委員会・鍾時) 主任、瀋陽市政府・王玲副市長など 14人の政府要員が参加して朝鮮族 に対する深い関心を見せ、大韓相撲協会・辛ドヨン会長を含む韓国の貴賓たちも参加して席を賑わせた。

午前 8時半、大会入場式の宣布と共に 2500人余りで構成された 50余りの参加チームの選手たちが逞しい歩みで主席台の 前を通ったが、過去とは違い今度の祭りには遼寧大学、瀋陽工業大学の教授・学生たちで編成された5つの大学チームが あったかと思えば、ショリション、韓宝機械、李朝履物有限公司など企業の代表チームも参加して風変わりな雰囲気が流れた。

一都市に住みながらも普段は顔さえ見ることも少ないが、いつも民族団結と友愛を何よりも大切にする我が同胞たち、 都市のあちこちで貴賎を選り分けることなく堂々と民族の歴史を創造して行く民族の精神、その素朴で逞しく情熱に 溢れた検閲隊行進で、観衆は白衣同胞の力強い生命力を共に感知しながら、自負に溢れた熱っぽい歓声を挙げた。

瀋陽市大同区政協主席、兼瀋陽市朝鮮族連誼会会長で今度の行事総指揮である盧八均が大会開幕辞を述べた。

彼は開幕辞で省政府と市政府の暖かい関心と思いやりに感謝を示しながら “今年まで 10回続いて来た瀋陽市朝鮮族民俗 祝祭は、毎年規模が徐々に拡大しており、今日に至っては企業人、大学生まで参加した真正な意味での民族大宴と位置づ けられる。 瀋陽市朝鮮族民俗祝祭は青年、老年が主役になった。 私はこの席で社会各階層の皆様の今度の祭りに対する 関心と支持に感謝を表し、特に 12万元を協賛してくれた瀋陽市朝鮮族企業家協会に心からの感謝の言葉を申し上げる。”と述べた。

瀋陽市民族事務委員会・鉄慧茹主任が瀋陽市政府を代表して祝辞を述べた。彼は祝辞で "黄金もざわめく収獲の季節、 瀋陽市の朝鮮族は盛況裏に第10回民俗祝祭を迎えることになった。歴史が悠久で勤労にいそしみ、勇ましくて知恵があ ふれる朝鮮族は、長年間、党と政府の正確な指導の下に共同奮闘して瀋陽市の経済建設と各種活動の発展に大きく寄与をした。 特に改革開放以後、朝鮮族同胞は自分たちの血縁関係、知り合い関係を充分に利用して、瀋陽市の対外開放と外資誘致に大きな 貢献をした。"と高く評価した。

大会開幕式に続き、瀋陽市朝鮮族三中 600人余りの学生たちのテコンドー公演で、広場文芸公演が徐々に幕を開いた。 和平区、皇姑区、渾南新区、東陵区、新城子区、于洪区、蘇家屯区など瀋陽市の 7つの区域の朝鮮族老人協会、中小学校、 地域団体で合計 28の公演種目を出し、大会運動場は始終軽快な民族音楽と民族舞踊で活気があふれた。 今度の文芸公演に 84人の小学生たちで児童舞踊を披露した西塔小学校のチャン・エソン先生は “今度の祭りのために学生たちは 3ヶ月の間、 大変に努力をした"として "子供達に幼い時から我が民族の伝統の歌と踊りを学んでもらうことで、将来、我が民族の 文化の道をつなげて行くことができるということで、無限の自負を感じる”と述べた。

広場文芸公演と同時に進行された伝統運動競技では、相撲、背負子担ぎ競走、板跳び、ブランコ乗り、ユッノリなど 17種目で、激しい競争が繰り広げられたが、競技よりは一緒に集まって民族運動をすることができたということで、 勝者も敗者も顔に笑いの花を咲かせた。

本当の出会いと和合の熱っぽい場に生まれかわったこの日の祭りは、一万名余りと推定される観衆、1500人を数える 選手たちの一心協力により、経済時代の我が民族の素晴らしい精神面を見せ、異国の地でも堅固に生きて行く我が民族 の力を精一杯に誇った。

(延辺通信 2004年9月27日)
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