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[経済] 朝鮮族農民、韓国に食用菌生産基地を構築


▲ 崔スンボン主任(右から二人目)が、韓国宝城郡瀋陽事務所・金クンジョン所長 (左)に食用菌の栽培技術を説明している。

先日、鉄嶺緑州源植物研発有限公司は韓国全羅南道宝城郡に中韓合作にて、社団法人 ・株式会社宝城無公害食用菌営農法人を設立し、 1万坪余りの食用菌生産基地を構 築、同時に 5つのコンテナのおが屑と菌種を韓国に輸出した。

鉄嶺緑州源植物研発有限公司は、 2004年 8月、鉄嶺県阿吉鎮の開発区に200畝、植物 研究開発を目的に設立、なかでも 1万平米余りを開発して食用菌種及び培養基地とし て建築、 1万平米余り工場の建物とハウスを建設、年間生産力が菌株 180万バッチの 生産能力を備えた。現在、栽培面積で遼寧省でも 1、2位を占め、既に輸出基準に到 達、一部のシイタケを韓国へ輸出している。紹介によれば、おが屑によるきのこ栽培 において、カギになるのは技術であるが、現在、この会社は苗である菌種培養から 1、2級菌種を作り、バッチきのこ生産に到るまで、全過程が流れ作業のラインで成 り立っており、きのこの種類もシイタケをはじめとして10種類余りに達する。 この 会社が生産するおが屑きのこは、とうもろこし粉、小麦粉、豆粉、砂糖、石膏が主原 料に使われており、 28〜36種の微量元素が含まれており、一般きのこより栄養価が 高く、高品質の茸も生産することができる。

調べによれば、中国や日本はおが屑きのこを季節の制限なしに大量生産しているが、 韓国は原木栽培に頼っており、ますます資源が限定されている上、季節生産なので市場の要求を 満たすことができなかった。 このような点を勘案してこの会社は、韓国と日本市場を 狙い、韓国に生産基地を構築する事にした。 韓国の清い大気と豊かな地下水資源、黄 砂の少ない環境の強みを利用して、良質のきのこを生産して韓国市場に供給する一方、韓国 から日本と船便で 5〜6時間、飛行機で半時間という近距離を利用して日本市場 を開拓することができる与件を創造するためだ。 今年 5月初、韓国宝城多郷祭に宝城郡守の 招請で韓国を訪問した開発区主任の崔スンボンと技 術者たちは、宝城郡庁の積極的な支持を受けて宝城郡に中韓双方が 1億ウォンを 投資、社団法人宝城無公害食用菌営農法人を設 立、食用菌の研究開発及び生産、食用菌技術の教育研修及び管理方法を伝授する事にし た。 同時に韓国の社団法人韓国椎茸おが屑きのこ栽培者協会とも合 作関係を結び、中国の先進的なシイタケおが屑栽培技術を韓国のきのこ農家に伝授して 今年中に 3品種を開発し、 2006年に 5種の新品種を開発する計画だ。

現在、シイタケ相場を見ると、中国の時価は 500グラムで 2元だが、韓国は最低価 20元、 日本では 100元以上となっており、市場の展望が非常に 明るいことがわかっている。 したがって鉄嶺緑州源植物研発有限公司は、 今回、韓国に生産基地を構築することをきっかけに、中国の先進的なシイタケ栽 培技術で韓国市場を早期に攻略し、同時に韓国内の珍しい高品質のさまざ まなきのこを韓国市場に普及させる予定だ。     

(遼寧朝鮮文報 オ・チフン記者 2005年7月26日)
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