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［経済］　中国産キムチ、韓国市場を攻略へ 今年中に 10万トンを上回る勢い　　 '低価格'を武器にした中国産キムチが韓国市場を恐ろしい勢いで攻略している。 韓国貿易協会北京支部は 18日、今年上半期の中国産キムチの韓国市場への輸出量が 5万トンを 越えたと明らかにした。 これは去年上半期の 2万3000トンより 117％も増加したことになる。 韓国で輸入する中国産キムチの量は去る 2001年 393トンで、去年には 7万 3000トンと、 おおよそ 185倍も増加した。 去年の場合、中国に輸出される韓国キムチの二倍ほどにもなる 中国産キムチが韓国へ輸出された。 現在の趨勢を勘案すると、今年通年の中国産キムチの韓国へ の輸出量は 10万トンを大きく上回るものと見込まれる。 特にこのところ '低価格'を売り物にした キムチ製品の生産で徐々にハイクオリティーの製品生産が拡がっており、 'キムチ宗主国'という 韓国の立場が揺らぐ可能性まで囁かれている。 中国産キムチは大部分、中国に進出した韓国の キムチ工場を中心に生産されている。 これらの工場は主に加工貿易方式でキムチを生産し、 中国内での販売量の外には韓国と日本に輸出している。 韓国に輸出されるキムチは団体給食用 と一般食堂用などに活用されている。 韓国貿易協会の関係者は "中国産キムチの品質水準が ますます高級になり、競争力が高くなっている"とし、 "キムチ市場の勢力図が大きく変化する ものと予想される。"と述べた。 中国産キムチは最近では韓国の一般消費者の関心も集めている。 実際に去る 5月、韓国のある流通業者が山東省青島にあるキムチ工場で生産した製品を韓国産キムチ より 4分の1〜5分の1という低い価格で出すと、販売量が急増したという。 　　 （黒龍江新聞　２００５年７月２０日） Copyright(C) 朝鮮族ネット