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[文化] 中朝初の合作映画 “力道山の秘密”完成

“近年の合作映画の中で最も成功する映画”と中国で評価。8月中旬、中国と北朝鮮、前後して封切り予定


▲ レスリング競技場に出て来る力道山(映画場面)

中、韓、日の映画界の関心を集めていた中朝初の合作映画“力道山の秘密”の中国版本が完成し、7月 13日、 中国国家映画局と国家合作映画管理公社の最終審査を簡単に通過した。

これはこの映画の朴ジュンヒ執行監督が、たった今、国家関連部処でこの映画に対する最終審査を終えて直ちに 伝えて来た最新ニュースだ。 朴ジュンヒ監督は中国と北朝鮮が史上初めて合作したこの映画をはじめから計画し、 この映画で企画、執行監督、文学編集、 主題歌詞執筆を実際に担当した唯一の中国朝鮮族映画監督だ。

朴ジュンヒ監督は “中国映画部門の規定により、この合作映画は吉林省映画審査委員会の審査を経た後、 6月 29日に 国家映画局と国家合作映画管理公社の双編 (音と画面)審査に、標準コピー技術検定は 7月 13日に全部通過した”とし、 審査行政に “力道山の秘密” が審査官たちから非常に高い評価を受けたと紹介した。

国家合作映画管理公社の主要責任者は、この映画が近年の合作映画の中で一番成功する映画と評価し、国家映画局 の主要審査陣は、この映画が中朝映画発展史に重要な1ページを記録すると述べた。国家映画テレビジョン総局・ 趙実副局長(元・長春映画監督)は、外交部アジア駐使などを特別に映画観覧に招請、近来に珍しいこの映画の意味を浮き彫りにした。

吉林省映画審査管理委員会の責任者は、この映画は今年長春映画グループが換骨奪胎の改革を終わらせた後に完成し た、初の何編かの映画に属し、その中で最も突出した作品だと評価、中国映画の揺籃として広く知られた長春が、 この映画の出現を新しい発端として最近の不振から脱却し、輝かしい過去のイメージを取り戻すことができると展望した。


▲ 長春の朝鮮族たちも映画に一役。テレビの前で力道山の勝利のニュースを待っている場面。
この人々は長春市に 暮している朝鮮族のエキストラたちだ。

朴監督は映画 “力道山の秘密”の朝鮮版本は、北朝鮮映画会社 (朝鮮芸術映画撮影所所属の対外合作運営機構)との 協議に基づき、北朝鮮で朝鮮語の台詞吹き込みをして、音楽、音などは中国でする事にしたが、既に朝鮮語の吹き込み が終わり、何日か後に北朝鮮側・李ジュホ監督と随行人員たちが中国長春映画撮影所に来て、最後の合成と完成コピー を製作することになると述べた。

引き続き彼は、この映画は 8月中頃に中朝双方でお互いに招請、前後して中国、北朝鮮地域の封切り式を行う事にし たと明らかにした。 “前半の製作過程は苦労が多く、複雑だったが、結局は作品を完成することが出来て嬉しい” と朴ジュンヒ監督は今の心情を打ち明けた。  

(吉林新聞 ハン・ジョンイル記者 2005年7月16日)
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