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[経済] 大陸にしっかりと根付いた“鉄嶺三鼎”

今年 1月に正式オープンした韓国独資 “鉄嶺三鼎現代建築材料有限公司”は、韓国のインテリア製品 の販売で好況を享受しながら、省内の瀋陽、大連、丹東、鉄嶺地域のみならず、北京、長春などの地域へ と販売範囲を広げて行っている。 釜山出身のこの会社の「信植董事長(53歳)が大陸の地で順調に会社を 運営出来るのは偶然ではない。 彼は中国進出に先立ち、 5年前から鉄嶺の一部の木製品会社と取引して 韓国の建築材料を輸出して来たが、いつも信用をよく守り中国の会社の信頼を得、中国に出入りして韓国の 建築資材とインテリア製品の市場状況を深く把握した。

5年間の準備過程を経て、条件が熟したと判断した彼は、自分が慣れた鉄嶺で 4万平米の敷地に 8千平米 余りに達する建物を作り、会社をオープンした。「信植さんは、中国の伝統的な室内インテリア方式を改変し、 自分の会社で使用主側のオーダーを受け、設計どおり完成品を生産、現場で組立てる方式を選んだところ、 工事時間が短縮されて衛生的で騒音が少なく、使用主たちから歓迎されている。

多くの使用主たちが、初期には韓国のインテリア製品の品質を認めながらも価格が相対的に高いのではない かと心配したが、実際に中国製品の価格と計算して見たところ、充分に採算が取れることが判り、争って注文している。

中国で企業を運営して、「信植さんは現地人たちをただの雇用者とは見ずに、家族的な雰囲気を作って行く ことに心血を注いだ。 彼は従業員たちと屈託なく接触しながら、自分を雇い主というより “兄貴”と見做しても らえればよい、と常に口癖のように言っていた。 朝鮮族の同胞たちにはとりわけ熱い情を持って接し、従業員 の募集でも優先的に考慮し、インテリア技術を学ぶといえば対価なしに教えてくれた。

“この広い地で市場は無限だから競争敵手が現われることを恐ろしがってはいけない。一生懸命生きて行こう と努力する朝鮮族は、力尽きるまで支援してあげたいというのが自分の心情だ。”と彼は筆者に心境を明かした。   

(遼寧朝鮮文報 キム・リェホ記者 2005年7月15日)
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