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［教育］　民族特色教育で有望な人材を育成 ハルピン市朝鮮族第一幼稚園 ▲ 楽しい音楽の時間 (リ・デム記者) 長年の間、朝鮮族の子供たちに民族の言語と礼節、 風俗習慣と文化を習得させて現地の民族幼児教育に 燦爛たるページを綴って来たハルピン市朝鮮族第一幼稚園では、今年に入って民族啓蒙教育に焦点を絞り、 民族の有望な人材の育成に力を注いでいる。 1995年、ハルピン市朝鮮族幼児教育の第1番地として道里区でその名を轟かせたハルピン市朝鮮族第一幼稚園は、 最近、民族共同体の解体危機の台頭とそれによる園児流失に備え、散在地区の民族幼児教育基地という自らの特性 に合わせた一連の民族啓蒙特色教育プログラムの作成に取り掛かった。特に今年の 3月、この幼稚園の園長に赴任 した金ヨンスン(36)園長は、前任園長たちが手探りで求めた民族幼児教育理論に基き、現地の朝鮮族の子供たちが 散在地域という特殊な生活環境によって民族の言語をますます喪失していることに着眼して編成した、二重言語を 利用した民族啓蒙特色教育に楔を打ちこんだ。 まず幼稚園指導部では、各学年別に教授経験が豊かな教員たちを 専門配置し、民族の言語対話水準を向上させ、民族文化を習得できる表現、音楽、舞踊、絵描きクラスを設置した が、既に一部の子供たちがかなり、朝鮮語で朗朗と対話を交わす上、民族の童謡を口ずさみ、舞踊を見せては父兄 たちの心を楽しくしてくれると言う。また幼稚園では、週間別、月間別に父兄会の 状況会報会議を召集し、随時に 父兄たちと交流を進め、園児確保をはかった。 これにより、都市進出により幼い子たちの民族教育を心配していた 父兄たちも、遠く郊外からでもこの幼稚園に子供たちを送って来ており、最近までに 20人余りの園児が新たに増加したと言う。 現在、合計 120人の園児に教員 18人、 事務員 6人を置いているこの幼稚園の金ヨンスン園長は “一生教育の 礎石を成す幼児教育は、その子供の将来の人生を幸せに導くことができる”と言いながら “民族の復興も民族の 幼児教育から始まる”と現地の朝鮮族社会の関心を期待した。 　　 （黒龍江新聞　シン・チョルグク記者　２００５年７月１１日） Copyright(C) 朝鮮族ネット