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[経済] 韓国の中小企業が数千億ウォンの中国事業を獲得

中国同胞企業家が決定的役割


▲恵敏技術公営が資源開発権を取得した中国山東省乳山市の砂採取現場

国内中小建設業者が奇抜な事業アイディアと中国内の人脈を活用して中国地方政府から数千億ウォンに 達する砂採取権を取得した。

最近、韓国企業が先を争って中国に進出して失敗するケースが少なくない状況で、今度の事例は良いお 手本になると思われる。

6日、業界によれば、中国山東省乳山市人民政府は先月 30日、事業妥当性を計算する公聴会を開催、 満場一致で韓国の中小建設業者である恵敏技術公営(会長・洪龍杓)が 51%の持分を投資した乳山市 港航基礎工程有限公司に乳山市の港湾拡張工事と資源開発権を与えることに決めた。

この席で中国共産党乳山市委員会・趙熙殿総書記は、“乳山市の長年の宿願だった事業である港拡張 工事を遂行する上で、いかなる不便もないよう、あらゆる支援と協助を惜しまない”と明らかにした。

これによって恵敏技術公営は、中国内合作投資社である乳山市港航基礎工程有限公司を通じて、 2007年 までに乳山港を 1万トン級及び 5,000トン級の船舶がそれぞれ 8隻ずつ接岸することができる港に広げる工事 を遂行することになる。 ここに必要となる工事費用は 1200億ウォン位だ。

財源が不足している乳山市人民政府は工事代金として恵敏側に乳山市一帯の砂と大理石などを採取、販売 できる権限を与えた。 航路開拓のために浚渫した海砂、乳山市周辺の川砂などを合せて 2年間採取可能な 砂量は 3億立米。 これを韓国の販売業者である OKスチールを通じて、韓国と日本などに売って、挙げること ができる収入はおおよそ 3千億ウォンに達するものと推定される。

特に乳山市人民政府から工事竣工後 50年間、港の運営独占権まで獲得し、砂販売を通じる収入は天文学的 な規模に達するものと見られる。

恵敏技術公営の洪龍杓会長(50)は “この地域の砂は品質が優秀である上、韓国と日本が深刻な骨材難を経験 していて販売には問題がない”として、“収益の一部はさらに乳山市一帯にレジャータウンを建設するために 再投資する計画”と述べた。

一年間の売上が 50億ウォンに過ぎない中小業者である恵敏側がこのように莫大な利権を取ることができたのは、 長い間港の拡張を宿願の事業にして来た乳山市の内幕を見通したのに加えて、地域の高位層との広範囲な ‘グァンシ(関係)’があったからだ。

今回の事業を成功させる過程で、中国大連市でガソリンスタンド事業などを営む大韓燃料開発有限公司の 金チョル社長(50)が大きな力を発揮したという裏話がある。朝鮮族である金社長は 1990年代初、ソウル東大門 市場で買受けた衣類を中国に転売して大きな金を儲けた事業家で、大連市を含めて中国山東省一帯高位層と 広範囲な親交を積んでいるという。

洪会長は “機会の地である中国市場を開拓するには、他人が考えつかないフレッシュな事業のアイデアと中国 市場の特性に相応しい現地化戦略などが必要だ”として “今度の事業が民間次元の中韓両国の交流にとっても 良い先例になるものと期待する”と述べた。   

(京郷新聞 シン・ヒョンギ記者 2005年7月6日)
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