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[経済] 中韓ハルピン経済協力高位層フォーラム開催


▲ 中韓ハルピン経済協力高位層フォーラムの模様

7月 4日午後、ハルピンと韓国間でハルピン市政府が主催した中韓ハルピン経済協力高位層フォーラム がハルピン国際コンベンションセンター・華旗飯店で開催された。

今度のフォーラムに駐沈陽韓国総領事館・呉甲烈総領事の ‘韓国・ハルピン市の関係増進'についての 発言、韓国国政諮問委員会・高昌根委員長の ‘韓国企業の黒龍江省投資戦略及び任務'についての発言 が論壇で人気を呼んだ。

呉甲烈総領事は発言の中で “現在、ハルピンに進出した企業家が 500人、留学生が 1500人常在してい るが、同時に黒龍江省に 50万名の朝鮮族が分布しており、韓国と中国との交流において中枢的な役目を 担当している。 農業面でハルピン市は、韓国人が好きな無公害農産物がたくさん生産され、農産物加工が 人気投資業種として数えられている。 特にハルピンは中国の亜麻原緞の供給の中心地に浮上しており、 亜麻衣類の合作に最適といわれている。 また、医薬、自動車、食品、機械、石油化学など老工業基地の 改造と改善に韓国企業が参入出来る空間を備えている。 しかしハルピン市は、地理的に海岸から遠く離 れていて韓国企業の物流費用が不利な要素として作用するため、 韓国企業がハルピン進出をためらう主 な原因になっている。 そのため、ハルピン市は東北老工業基地振興政策によって交通網を速かに改善し ている。 これにより、物流に必要となる時間費用が随分と節減されるものと予想される。また今後何年間か にわたり、韓国と北朝鮮間の陸路交通が開通されるものと見込まれ、既にソウル〜開城道路はよく整備され た状態だ。 このようにソウルから新義州まで鉄道、道路が整備されれば、ソウルからハルピンまで 12時間、 釜山からハルピンまで 16時間所要となり、物流費用が現在より相当に節減されるものと期待される。"と述べ、 韓国企業が壮大な計算のもとにハルピンに進出することを積極的に推奨した。

高昌根副委員長は “去年、韓国の対中輸出額は 278億ドル、輸入額は 497億ドルで、合計775億ドルになる 貿易量を見せた。 しかし東北3省の貿易量は 55億ドルにしかならない。 それも遼寧省の対韓国貿易量 44 億ドルを除けば、黒龍江省の対韓国輸出入総額は 5億ドルにしかならない。"と述べ、韓国企業の黒龍江投 資の時の複雑な事業認認可手続の簡素化、法的規制の緩和、投資金と利益金の搬出・税金に対する優待 政策を策定することを要求、また安い人件費と土地使用の優待政策のスタート及び韓国の先進技術力と資本 の結合でハルピン韓国工業団地を造成すれば、他の地域より競争力を高めることができると述べた。 それと ともに、内陸港であるハルピンが物流費用の節減のために、港との距離を短縮するため航空貨物を積んで運 ぶことができる直航路の開設を提起した。 また開城とハバロフスクを連結するシベリア横断鉄道が出来れば、 黒龍江省に対する投資と貿易量は爆発的に増加するものと見通した。

今度のフォーラムは、ハルピンと韓国間の経済に対する相互理解と交流活性化のための礎石を作ることにそ の意義がある。    

(黒龍江新聞 キム・ドンパ記者 2005年7月6日)
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