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[社会] 国内滞留中国同胞、デマ拡散(韓国)

仁川出入国管理事務所は、国内滞留の中国同胞の間に ‘自発的出国後、再入国するためには相当な 日にちがかかるようだ’というデマが広がり、頭を抱えている。

仁川出入国事務所は長期不法滞留者の拡散を阻むために法務省の方針に従って不法滞留中や滞留期限 が来る 8月31日までの中国同胞の自発的出国を誘導している。

合法滞留中の中国同胞が自発的に出国すれば、出国時点から 6ヶ月後から、 不法滞留者の場合には 1年後から再入国が認められるが、ずっと国内に不法滞留して摘発されれば強制退去とともに再入国の 時にビザ発給が制限される。

しかし中国同胞の間には ‘出国後 6〜12ヶ月が経過しても再入国に必要なビザ発給にさらに 4〜5ヶ月 以上かかるらしい’という噂が広がり、自発的出国の実績が低調な状況にある。

仁川の場合、先月末現在、 3万名余の自発的出国対象者の中で 1700人余り(5.6%)だけが自発的に 出国したものと集計された。

仁川出入国事務所側はこれに対して “自発的出国の際、空港または港湾で発給された出国確認書さえ あれば、在外公館で 1週間以内にビザを発給するということが政府の確固たる方針”として、 “ビザ発給 に 4〜5ヶ月もかかるはずだという噂は全く根拠がない”としている。

事務所関係者は “最近、中国同胞たちの問い合わせ電話が殺到しており、調査して見ると人力ブローカ ーたちが中国同胞の出国を阻むためにデマをまき散らしていることが判った”と述べた。

(ソウル新聞  キム・ハクジュン記者 2005年7月2日)
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