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[社会] 東北軍政大学吉林分校烈士たちの魂を再安置

朝鮮文版発刊にケ凱書記、序文を書く


▲ 新たに補修した烈士記念碑に向い合って軍政大学卒業生たちは当年の学校生活を回想している。 キム・クァンソク

龍井市4中学校の西南の方に 17人革命烈士の魂が染みている東北軍政大学吉林分校烈士碑が誇らしげに再び立ち上がった。

1947年(民国 36年)に建立された東北軍政大学吉林分校によって、この烈士碑が学校の旧跡だったこの地に建てられた。 2002年に龍井市で道路拡張建設が本格的に推進され、龍井−三合道路を整備するようになると、この烈士碑は粗末に扱 われることを免れなかった。それもそのはずで、この時まででもこの烈士碑は民政部門や文物管理部門に登録されなか ったため、該当部門で承認しない烈士碑は粗末に扱われてもどこかへ行ってしまっても関係なかったのだ。

東北軍政大学吉林分校の卒業生たちが 1989年に同窓会を建立、社会に多くの奉仕活動をして来たが、 1991年、社会団 体登録法が施行されると、教師研究会に名前を改称し、新世代の関心事業などをめぐって多くの活動をして来た人々は、 土匪粛清、土地改革で犠牲になった烈士たちを称えた由緒ある歴史をおさめている文物が、“戸籍”がないという理由 で捨てられるのに備えて全国的に散らばっているこの学校の卒業生たちを動員し始めた。 そしてこの学校を卒業して北京 で事業をした人々と延辺各地で活動していた人々の助力で資金が集められると、9000元余りをかけて烈士碑を位置の良い 所に移した。 ところが誰も関係しなかった烈士碑は、無残に破損され、修繕しなければならない状態に置かれた。 彼らは 合計 3万だという資金を投入して去る 4月から烈士碑を修繕し始めた。 この時からカン・ビョンドゥ、方ウィヒョン(元 龍井市人代主任、現在延吉居住) らは、延吉市から毎日龍井へ通いながら、烈士碑の修繕に没頭した。 一方、徐キヨン(75歳)、 チャン・ハンチョル(78歳) など政府会長を含む会員たちが民政部門と文物管理部門を捜し回りながら歴史考証を加え、いろい ろな困難を克服して結局この烈士碑を民政部門と文物管理部門に登録したが、龍井市の 16の重点文物の中の一つに選定され ると同時に、学校において中学生たちの愛国主義革命伝統教養に不滅の作用をもたらすでしょう。 学校長・王グィリムは、 これからこの烈士碑をこの学校で子々孫々しっかり保存する意思を現し、教師研究会の会員たちは先に死んだ学友たちの魂を なだめてくれる烈士碑を再度修繕したから、もういつ死んでも安心だと述べた。

調べによれば、 4800人余りが 4期に分けてこの学校を卒業したが、朝鮮族が多数を占めたと言う。 その中で前国政協副主席 で中国人民解放軍フグンブ部長・趙南起上将、元州級リーダーだったチョウ・リョンホも入っているし、現在延辺には 70人余 りの卒業生が生存していると言う。 祖国解放戦争、抗美援朝戦争(朝鮮戦争)に参加して、輝かしい手柄を立てた先輩たちと 先烈たちの偉 業を称えるために、彼らは東北軍政大学吉林分校設立 60周年に臨んで、去年から戦争年代に血を流しながら祖国を守った史蹟 を回顧録として編纂する計画をしている。 この本を編纂するという消息を知った省党委常務委員で州党委書記のケ凱が本の巻 頭に“‘東北軍政大学吉林分校’ 朝鮮文版が世に出されることとなったが、これは朝鮮族革命逃走の伝統の歴史的再現であ るばかりでなく、延辺革命闘争史の懐古として新しい時期に社会主義、愛国主義革命伝統教養を進行する歴史教材に なる。”という序文を書いた。 この本が出刊されれば、熾烈だった戦争年代に私たちの先輩たちが流した血の対価がど れほど大きなものだったのかを知ることが出来、後世代の成長にも大きく役に立つでしょう。 これに先立ち、教師研究 会の老人たちは、北京、長春、延辺等で 5回の教師研究会を開き、 “軍政大学歌集”“60青春の日々”などの作品集を出刊したりした。   

(延辺日報 キム・クァンソク記者 2005年6月28日)
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