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![]() [教育] あっぱれ子どもたち、頑張れ高3生 ハルピン市朝1中 250人余りの受験生、入試現場で 今年もまた大学入試が幕を開いた。 6月 7日午前、ハルピン市の 4万 6000人余りの受験生たちは、 市内68区域、1772ヶ所の試験場に同時に入場、 ハルピン市朝鮮族第1中学校の 250人余りの受験生 の試験場はハルピン市第6中学校だった。 朝 8時 30分、ハルピン市第6中学校の正門前、 数千名が集まって人だかりを成した。 あちこちから聞こえ る ‘緊張しないでね’、 ‘頑張って’と言う願いの声、試験場へと消える子の後姿を苛立たしい心で眺めている 父兄たち、 親たちの期待と願いを一身に担って試験場に向けて重い足を運ぶ学生たち、 信頼と心配が交錯す る心情で学生たちの手を一つ一つ取ってくれる教員たち。担任教員たちの紹介によれば、ここに集まった父兄た ちのうちには、瀋陽、北京、深 ![]() 娘の背中を押して試験場へ入れておいてからは足が進まず、待機線で足踏みしている金ミョンヒさんのお母さん は、三日前、穆陵から来た。 うちの子は勉強はよく出来るが、気が弱いのでとても心配だったが、思ったより状 態が良く見える、と普段の実力さえ発揮してくれれば満足だと言う。 清華大学志望者として注目されている朴クムファさんの親は、子の大学試験のために韓国から帰国、 去年 8月 、学校の近所に新しい家を買って、援助に心血を注いだ。 子を試験場に入れて、お母さんは顔に笑いを浮かべて いたが、お父さんは密かに緊張した顔付きだ。 彼は大学試験と言うのは宝くじの当選のように運が伴わなければ ならず、そうではない場合には仕方ないことだと複雑な心情を現した。 学生たちが試験場に入って行ったのもつかの間、父兄たちは蒸暑さにも構わずあちこち歩き回る。 お互いに 知り合いばかり集まっているのに、聞かれたことにやっと答えるだけで各々口数が少ない。 彼らは一様に深刻 な顔をして試験が終わるのを待った。 10時 50分、 あちこちで学父兄たちが立ち上がった。 11時、 試験場の正門前に向けて人々が続々と集まって来 始める。 11時 15分、 急にどこから現われたのか、数千名の人々が周囲もかえりみず学校正門前表通りを埋め尽 くした。 30分前から門前でうろうろしていた父兄の李さんは “11時からは胸がどきどきして緊張して、じっと座って いることができなかった”と言った。 11時 30分、学生たちが一人二人と遠くから出て来始め、正門前は父兄たちでひしめき、お互いに首を長くしていた 。一人一人が顔を紅潮させて出て来る学生たちだが、試験のパターンが随分変わり、主観性試験問題が増加した ので、思ったよりは易しかったと言う。 権ホンさんは “思ったより難しくなく、あまり緊張しなかった”とし、 “一科目 だけでも終わったので、随分と気が楽になった”と言う。朴さんは、普段練習していたのより易かったとして、他の科 目もこの状態なら良い成績を取れるだろうと言った。 午前の漢語文試験に続き、午後には 3時から 2時間、数学試験を受けた。 午後には父兄や学生たちが午前よりは 緊張がいくらか解けたようで、張り詰めた雰囲気が多少解消されていた。 午後 5時になると学生たちが出て来は じめ、 学生たちの一般的な反応によれば、試験パターンは変化しておらず、去年より随分と難しく、特に個別的な 問題が大変だったという。 しかし普段の学習成績が優秀だった学生たちは、大部分が大丈夫だと評価、 ハルピン 朝1中の数学教員は、去年より問題難易度が上がったのは事実と言いながら、特に選択問題の難易度が上がった という。 初日の午前、 午後の試験情況について、ハルピン朝1中の高リョンオク主任は、 “泣き出す子はいなかっ たし、特に気分を害するような子もいなかった”として、 “明日の試験にあまり問題はなさそうだ”と述べた。 (黒龍江新聞 キム・チュンヒ記者 2005年6月8日)
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