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[文化] 花郎テコンドー、ハルピンに根付く



韓流とともに中国大陸を吹き荒れるテコンドーは、絢爛たる足技術の妙味と薀蓄のテコンドー精神で、最近、 北国の都市ハルピン市にテコンドー熱風を起こしている。 若さと覇気、 忍耐と粘り、 自信感と技量、礼節と 挑戦意識の結合体で、テコンドーが独特の魅力を見せ付けているのだ。

ハルピン市道里区松花江畔斯大林街 4番 ハルピン青年宮 3階にある花郎テコンドー館は、総面積が 800 平米、 韓国テコンドー館の標準にて設計・装飾し、施設と訓練器具は全て韓国から輸入した。 百名以上が 一緒に訓練することができる 500平米の訓練場外に観賞区、休息区、着替室、シャワー室が備えられ、暇な 週末や夕方の時間に一日の仕事疲れを癒し、身体鍛錬ができる良い所だ。

花郎テコンドーは古代から伝わる我が民族固有の伝統と思想を守ろうとする若者団体の 5大精神をテコンド ーに付与し、単純な手さばきと足さばきから脱した霊魂を備えた武術であり体育運動だ。

花郎テコンドー館の若き館長・元致根(黒帯5段)と二名のコーチ林チウォン(黒帯4段)、崔ヘウク(黒帯 4段)はい ずれも韓国人だ。元致根館長は、何年か前からテコンドーのイメージと魂を植え付けるため中国へ来て、あちこ ちあまねく通ったことがあった。 ハルピンにテコンドー館が比較的少ないという話を聞いて、 2003年末にハルピ ンに来て考え、 今年 2月末に正式にハルピンに中国内初の花郎テコンドーを建てた。

ハルピンのテコンドー館は上海、 北京など大都市と朝鮮族がたくさん住んでいる青島などの沿海都市や延吉地 区より普及が遅かったが、発展速度は非常に早い。 花郎テコンドー館は現在、 200人余りの練習生がいるが、 なかでも朝鮮族の練習生が 10名程度、4歳から 45歳までのさまざまな年齢層の練習生がいて、そのうち女性が 55%を占める。 韓国の練習生に比べて、中国の練習生の学ぶ速度はやや遅れるが、熱情は非常に良く、身体 の素質も良い。 朝鮮族の子どもたちは、中国の他の民族の子どもたちより飲み込みが早いと言う。礼儀で始ま り礼儀で終わる精神教育の下、テコンドーを一定時間学んでから、練習生たちは徐々に礼儀を守る努力をする姿 が見え、表情も前よりずっと明るくなり、生活ぶりでも一定の変化を見せる。 “早い拳より最後まで立ち通そうとす る精神を育てることに努力し、伸び盛りの子供たちの ‘癖’を校正し、さらに健全な身体と自信感のある生活がで きるように手伝い、テコンドー館を本当の中韓交流の場に育て、両国のテコンドー交流に良き出会いの場を提供す るのが最大の念願だ。”と元致根院長は力強く述べた。   

(黒龍江新聞 パク・ヘヨン、チャン・チョリョン記者 2005年6月3日)
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