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[社会] “6.1”節の ABCD

花と草と木々がすくすく育つ 6月、山は青く空は高くなって川の水は深くなる 6月、 誕生の季節を経て成熟の季節へ走る 6月、 今年もまた “6.1”節を迎えた。

街並ごとに到来を知らせるかのようら陳列された子ども用製品を眺めながら、今の子供達がとても羨ましくなる。去る 60、 70年代にも “6.1”節は子供達が期待する名節だったが、親たちはほとんど消費が出来なかった。 今の親たちはどんなに子供 達を楽しませてやっているのだろうか? 20人余りの父兄と彼らの子供達を通じて答えを求めてみた。

A. 贈り物を買う

50%以上の父兄は子供達のために贈り物をすることを選んだ。しかし贈り物をめぐって、親子間の意見対立が大きいようだ。 大部分の父兄たちは辞書、課外書籍など子供の学習と係わる本をプレゼントしようと思うのだが、子供達は長い間欲しかったおもちゃ、マンガ本を買おうと思う。 一部の女の子たちは花のようなスカートやきれいな服を要求した。そして街では父兄と子供達が口論する姿もたまに見られた。

父兄の言い分:仕事が忙しいから贈り物を買うのが便利だ。

子供の言い分:大好きだ。普段は高いので買ってくれない。 1年に “6.1”節が何回もあれば良いのに。

B. 遊園地へ行く

約 20%の父兄及び 45%の子供は遊園地へ行く。 普段でも週末を利用して遊園地に行くことができるが、遊びが好きな子供 達の天性の欲望は終りがない。 一部の父兄たちは職場で休暇をとって子供達と一緒に遊園地へ行った。 子供達は “6.1”節 の遊園地はいつもよりずっと面白いと言った。

父兄の言い分:今の子供達は、私たちの頃より勉強が非常に大変で、圧力も大きい。 たとえ日常生活であっても、親と子ども の間の交流が非常に少ない。 遊びを通じて子供達に、思いきり遊ぶ時は遊び、勉強する時は勉強しなければならないという理 念を育ててあげたい。

子供の言い分:とても嬉しい。 “6.1”節は、私たちが何もの心配もなしに思いきり遊ぶことができる節日だからだ。

C. 郊外に出る

約 18%の父兄は子供を連れて帽児山、民俗村など郊外に出た。 13%の子供もこれを気に入っている。都市の膨脹と共に、 自然環境は徐々に狭小になっている。 道に出れば混む車、目の前には立ち並ぶ高層建物、こんな実情で子供を連れて郊外に 出ることも意義があると言える。

父兄の言い分:子供達が大自然を理解し、愛する心を育てることができる良い季節だ。 子供達に自然は新鮮で美しいという 感じを与えることができる。

子供の言い分:さえずる鳥たちの泣き声、爽やかな草の匂いに酔いながら遊ぶことができて、本当に楽しみがわく。

D. 食事をする

約 15%の父兄と 10%の子供は、思う存分食事することを選んだ。“6.1”節をきっかけに延吉市東方焼肉店、豊武羊肉散炙店など の飲食店は、父兄たちと子供達で混んだ。 調べによれば、これを選択した父兄たちは普段忙しい日常のため子供の “食欲” を満足させてやることができなかった罪責感から出発したのであった。 一部の家庭経済事情の厳しい父兄たちは、一日でも子 供においしい食べ物を腹一杯に食べさせたいという気持ちかあった。 しかし一部の子供達はこれをあまりにも古臭い方法だと否定した。

父兄の言い分:食べることが一番実在的だ。 一家親戚が集まって本当に節日の雰囲気が出る。

子どもの言い分:待ちくたびれた。

取材後記:押さえ付けている重い荷のため、思いきり忙しい今の子供達だ。 ただ一日でも子たちの欲求を思いきり満足させ てやり、子供達にとって生気を取り戻して少しでもエネルギーを補おうとするのも、それなりの理由があるようだ。   

(延辺日報 チョン・ヨンチョル記者 2005年6月2日)
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