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[経済] 北京食堂業界の巨木を育てる

北京平壌玉流館、カン・チョルジュ、キム・ブンファ夫婦、北京で朝鮮族と韓国人が一番多く居住する望京地域に陣取った 平壌玉流館北京分店、朝鮮平壌玉流館の中国内第1号店で一日売上高が 3万元に達する。去年 5月に 1500万元を投資して 開業した北京玉流館は、 4階の建物で合計 3200平米の営業面積を占めており、その主人は吉林・蛟河出身の朝鮮族カン・ チョルジュ(45)、キム・ブンファ(46)夫婦だ。

北朝鮮と合作形式で運営している北京玉流館は、現在、北京市の韓国人観光コースとして広く知られている。

カン・チョルジュ夫婦が北京で運営しているのは北京玉流館以外にも韓食料理、和食料理、サウナ、カラオケなど 7ヶ所で 総資産が 1億元に迫っている。

創業の秘訣について、妻キム・ブンファさんは、合資、合作形式を取ったからだと言う。 この夫婦が北京に進出した日に 中韓修交が成立し、韓国の観光客たちの足が向き始めた。 夫婦は韓国人と合作して北京天安門の近所に春川タッカルビを 皮切りに、成長の一途を辿った。 続いて麻浦カルビ、松島・日本料理、海花城・海鮮料理、漢江サウナ、カラオケの分野で 事業は迅速に拡がった。 平壌玉流館も同じ脈絡で北朝鮮と合作して運営するのだ。

合資、 合作の利点について、夫婦は一番権威的な発言権を持っている。 まずは相手の優秀な食べ物をそのまま学ぶことが できるというのだ。 初の出店である春川タッカルビを運営する時、彼らはタッカルビソースを全て韓国から直輸入した。 また韓国人が直接コック長を引き受け、韓国料理の味をそのまま活かすことができた。

北京玉流館の場合も同じだ。 現在、キッチンで働いている料理士のうち、 9人は平壌玉流館で 20年余り勤めた水準の高い料理士たちだ。 彼らは玉流館の最高メニューである冷麺本来の味を活かすために、柿の粉やどんぐりパウダーなどは直接北朝鮮から購入する。

次に自分が引き受けた業務は執念を持って完遂するという、お客さんに対する徹底的なサービス精神だと言う。

現在、北京平壌館は北朝鮮と合作して中国に設立された飲食業のうち最高規模を誇っている。 カン・チョルジュ夫婦は この飲食店をモデルとして、これから韓国へ進出する計画も描いている。

北京進出 10余年になるカン・チョルジュ夫婦が北京で運営する店は 8個、 合計で従業員数は 800人余りに達し、なか でも朝鮮族の職員が 300人余り、 漢族職員が 400人余り、 北朝鮮職員が 50人余りだ。

韓国人、 朝鮮人たちとの合作の所感について、カン・チョルジュ夫婦は、皆韓民族の発展のためだという。 国が違っ て国籍が違っても、血縁は一つ、 我が民族同士、お互いに合作して早く発展すればこそ何かが成り立つと言う。   

(黒龍江新聞 キム・ジングン記者 2005年6月2日)
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