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［経済］　乳牛飼育業、基幹産業に育成 尚志市河東郷 尚志市河東朝鮮族郷では、去年、牧畜業を大幅に発展させることに関する新しい郷農業発展方針に従い、 乳牛飼育業を基幹産業に育成し、一年の間に乳牛が元々の 10匹余りから 400匹余りに増えた。そのうち 朝鮮族たちも 80匹余り育て、前にも後にもない喜ばしい状況を見せてくれている。 河東郷は穀類生産を主とする農業郷だ。 多年間の先進的な科学農業技術の普及で、穀類生産が安定し た発展を見せ、その水準が一定の水準になり、所得増大の余地が制限されていた。こんな状況で、農民た ちの持続的かつ大幅な所得増大を実現しようとすれば、引き続き主導産業である稲作を主とする稲作だけに 頼っていてはだめと認識した河東郷では、去年、農業構造調整の時、稲作を発展させることを前提として、乳 牛飼育を主とする牧畜業を発展させることに関する新しい農業発展方向を制定し、幹部と農民たちの思想をこ の方向へ統一した。 またこの事業を効率的に推進するため、河東郷では関連部門の幹部と各村の責任者及び乳牛飼育に意向の ある農家で参加団を組織し、山西、チチハル、双城、阿城など省内外の有名な乳牛飼育場を捜し回り、経験と 技術を学習したりした。これ以外にもこの郷では乳牛一匹に 200元を補助し、飼料地に限定した譲渡費を低く するなどの優待政策で飼育農家のインセンティブを刺激し、乳牛を保険に加入させて郷で防疫の責任を負うこ とで飼育農家たちの心配を軽減した。それだけでなく郷幹部たちが私財をはたいて20万元もの資金を集め、乳 牛飼育農家たちに投資した。 各村でも郷党委と政府のこの新しい農業発展方針を戦略的な高さから認識し、酪農事業をを積極的に支援し、 専業農家と飼育農家を正しく選定し、物資購買から飼育小屋建設に至るまで多方面に支援を提供し、積極的に奨励した。 このような状況で、去年 10月から一部の先見性があって基本条件を備えた農家が、飼育農家または専門農 家として参入し、現在、郷全体の 9つの村ごとに乳牛飼育農家または専門農家が出現し、乳牛が元々の 10 匹余りから 400匹余りに激増した。なかでも乳牛が 20匹以上になる専門大型農家が 3戸、10匹以上になる専 門農家が 10戸余り現われた。南興、大成、太陽、北興の４つの朝鮮族村でも、村ごとに１、２戸の飼育農家ま たは専門農家が出て、乳牛をしめて 80匹余り育てており、乳牛 12匹に肉牛 5匹を飼う南興村の牛飼育専業 農家ソク・テロクは、去年 10月、乳牛を買って育てるその日から毎日牛乳を百斤余りづつ生産し、 40−50元の 純収入をあげている。 彼は 2004年度、 “河東郷牛飼育先進個人"の栄誉まで受けた。 現在、河東郷では、去年 400匹余りという基礎の上に、今年 300匹余りをさらに拡大する、新しい目標の 下準備事業を確実に推進している。 　　　 　　 （黒龍竜江新聞　コ・ボムリョン記者　２００５年５月９日） Copyright(C) 朝鮮族ネット