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[経済] 延辺国境レジャー観光の閉鎖で観光産業に打撃

5.1のGWが近付いたが、国境地帯の観光が閉鎖されているせいで、延辺朝鮮族自治州の観光業は 史上例の無い低調期を迎え、観光産業に打撃を与えている。

調べによれば、2004年、延辺では国外からの観光客が年間16万8千名余りに達し、2億91万元、国内 の観光客年間243万1千名を受け入れ、16億62万元を生みだし、観光客総数は年間259万9千名、19 億53万元の収入をあげたが、これは去年の延辺財政総収入の10.3%に相当する。以上の数値でわかる とおり、国内観光客が国外観光客よりもはるかに多いのは、北朝鮮、ロシア国境レジャー観光を延辺で直 接代行することができたからだ。

特に注目するべきは、延辺は国外観光客の誘致で吉林省の36%で第2位を占め、国内観光客の引受は 57%で、吉林省のトップを占めている。延辺を経由する北朝鮮、ロシア国境レジャー観光客は吉林省で 92%を占めており、吉林省で最高となっている点だ。しかし昨年末、北朝鮮エンペラーホテルで延辺の 崔豪文賭博事件が起き、国家関係部門では延辺の出国観光通行証の権限を一切停止させた。

現在、吉林省には260社余りの旅行会社があるが、延辺に62社の旅行会社があり、吉林省の26%を占める。 延辺は現在、国際旅行会社が26社、国内旅行会社が36社、観光客接待ホテルが41、観光接待食堂、商店 が100軒余り、専門観光用車が230台余りがあり、直接観光業に携わる人員は1万5千名余り、観光客接待に 携わって収入を得る人員はおよそ6万名に達する。

延辺観光局の関係者によると、延辺が国境レジャー観光が禁止されたせいで、州全体の旅行会社の80%が 門を閉め、旅行会社の役員、ガイドたちが失業状態になり、ホテルや食堂の利用率は20%にもならないそうだ 。国内観光客たちの延辺経由国境レジャー観光は、今年の1月から3月末までで、昨年同期に比べて17.1%に しかならなかった。.

延辺国際旅行社の関係者によると、この旅行社だけでも毎年5.1節の国境レジャー観光客を200〜300人余り 誘致したが、今年はまったく歯止めがかかった状態と言う。特に延辺の少なからぬ旅行会社は、北朝鮮、ロシ アなど国境レジャー観光客誘致で‘生計’を維持したが、今では瀕死の状態だ。紹介によれば、多くの国内観 光客は延辺の国境レジャー観光コースを選んだ時に、長白山観光は必須だと言った。しかしこのコース が遮られ、純粋な長白山観光への誘致にも困難が生じている。こんな厳しい現実に直面し、延辺の観光 業関係者たちは上級関係部門と積極的に協議している。   

(黒龍江新聞 ユン・ウンゴル記者 2005年4月28日)
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