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［文化］　天津、中国最初の韓国語衛星放送‘アリランタイム’を開設 韓国人の生の現場と中韓文化交流を集中照明 中国最初の韓国語衛星放送である‘アリランタイム’初回が4月3日、天津で放映された。 これにより中韓交流開始後13年ぶりに中韓文化交流の新しい起源を開いたという評価を受けている。 天津市テレビ放送局国際部で企画、製作したこのプログラムは天津常住の韓国人3万人余りに天津の経済、 文化、歴史、観光、教育、科学技術、娯楽、ショッピング、料理、交通、公演、天気予報など多方面の生活 情報を提供、生活の便宜をはかると共に中国進出を試みている韓国企業及び対中国投資を拡大しようと考え ている韓国の企業人たちに天津の人文環境を紹介することで、韓国企業誘致の一翼を担うことにその目的を置いている。 現在、中国には韓国語放送TV番組が山東省に４つ、天津に1つ、合計5つがある。そのうち韓国企業が最も密 集している山東省は、1999年、栄成で韓国語放送を始め、現在、青島、威海に拡張、,ニュースプログラムを 進行しているが、地域放送にとどまっている状況だ。一方、今回天津テレビ放送局国際部の企画で成立した‘ アリランタイム’は、生活情報主体の内容を提供することと同時に、韓国人たちの生活と生き方をドキュメン タリーで伝える新しいプログラムを試みている。また、放映時間も30分でより豊かな内容を盛り込んでおり、 衛星を通じて全国各地に伝えられる中韓文化交流の新しい起源を開いているという社会各界の反応だ。 ‘アリランタイム’を持続的で盛りだくさんのプログラムとして導いて行くため、天津市テレビ放送局国際部は、 専門アリランタイム制作陣を構成し、韓国人特約アナウンサー2人を招聘、プログラムの円滑な制作と進行を助ける ようにしている。また韓国語字幕と中国語字幕処理を通じて韓国人と中国人が同時に視聴することができるシステ ムを用意している.だけでなく、報道人、企業人、留学生など社会各界の韓国人たち6人を顧問に招聘、放送の内容 選定を監視している。毎週日曜日午後7時30分、天津経済生活チャンネル(T1)で放送される‘アリランタイム’は、 月曜日朝7時50分再放送、火曜日夕方11時30分、天津衛星放送チャンネル(TJTV)を通じて中国全域で視聴出来るようにしている。 ‘アリランタイム’のプロデューサーである宋揚さんは、“放送初期には生活情報とインタビュー、中韓文化芸 術などのプログラムで安定的な出発をした。しかし4月末あるいは5月初め頃、韓国人視聴者たちを相手にアンケー ト調査を実施、これを土台にプログラムの内容選定と方向を再構成して行く方針だ。これから韓国人たちの生活の現 場を集中照明する人気番組として作って行くこととしたい”と明らかにした。 現在‘アリランタイム’制作陣は、韓国人たちの中国生活を反映した‘DV 我在中国’という題目を開設し、社会各 界の韓国人たちの生活の素材を受け付けているところだ。宋揚プロデューサーは、韓国語プログラムだけに、中国内 の韓国人の積極的な参加を望むとともに、普段の旅行や生活を自分のDVで撮影した作品を提供してほしいと頼んだ。 2008年の北京オリンピックと2010年の上海エキスポを控えている中国は、全世界のビジネス界が自分らの力量を広げ て行く機会の舞台と捉えている。そこで中国の各都市は外資誘致の角逐戦に多様な戦略を広げている。今回、天津に お目見えした公衆派韓国語プログラムは、今後、その他の都市の韓国語放送開設に対する触媒作用は勿論、天津市を 広報して浮上させる重要媒体として活用できるという点で、業界関係者たちの注目と賛辞を受けている。 　 　　 （黒龍江新聞　リ・ソングク記者　２００５年４月１２日） Copyright(C) 朝鮮族ネット